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血髪の破綻者  作者: 北広 泉
◆第1章◆ 終わりの始まり
11/14

◇第10話◇ 狂った世界

Simejiって凄いですよね。

面白変換って言うんですか?使用者が入れるヤツ見たいな?あれが本当凄いんですよ。

例えば…

消えろ

そんなこと言う自分が寂しく思わない?


消えたい

そんなこと言うなって


何慰めてんだってwww

他にもアニメとうの名前打ったり、キャラ名打ったりすると色々変わったりするので、良かったらそれで遊んでみてくださいw結構面白いですよwww

これがかみさまの記憶の全てで、真実だよ。

…う…嘘だ…

…かみさま

嘘だ!!信じられるわけないだろ!!俺がお母さんを殺した!?お母さんは…お母さんは……

かみさま…よく思い出して。

お母さん…?

そうあれから1度も会っていないはずだよ。

どうして…?どうしてなんだよ!!お母さんはッ…!!お母さんは…お母さんは家にいたはずだ!!

記憶が戻り、真実だと思っていたことは虚実になったんだ。記憶を繋げると、お母さんに会っていないのは分かるだろう?

あ…あぁ…俺は…この手で…

うん。お母さんを殺したんだ。

……殺し…た…

それはボクでもありかみさまでもある。

俺が…俺が悪いのか…

その質問は答えられないかな。

俺が悪いんだ…お母さんを殺したのに何も覚えちゃいない…涼華のことだって…

今思い出したじゃないか。

じゃあ誰が悪いんだ!!母さんだって俺がちゃんとしていれば死ななかった!涼華だってそうだ!俺が一緒に家に行っていれば…っ!

誰って…そういう事ではないんじゃないかな?

は?

悪いのは『()』じゃないかな?

世?

かみさまはお母さんを殺し、でも原因はお父さんを殺した血髪でもあり、でもその戦いで周りがもっと強ければお父さんは死なないですんだのかもしれない。そして血髪。奴も事情があるのならば、それもいくらでも理由の連鎖が起きてしまう。確かにかみさまが悪いか悪くないと言われると、『悪い』になる場合もある。けど、『悪くない』という場合もあるんだ。

この世の話か…

そうだよかみさま。この世、この世界。全ての話であり、全てが間違いであり、全てが正解なんだ。

そうなのか…

…納得したの?かみさま?

…いいや。納得はしていない。でも、うずくまっていてはいけない気がする…だからといってスグに立ち直る理由(わけ)にはならない。

うん、そうだね。

これは悔いるべきなんだ…

いい答えだよ。でも…そう行かないのが現実だよ。

…は?

最後の記憶もちゃんと返したでしょ?

……


『欲を完全に持った人間性は神の敵となる』


……

どういう意味だ?

敵さ。言葉の通り。簡単なことでしょ?何も悩むことは無い。

だからなんで敵なんだよ?

……ボクは人間性。

あぁ、そうだな。

でもボクだけじゃ動けない。何故かは言ったよね?

欲がないから、だっけ?

そう、欲がないから動けない。じゃあボクが欲を持ったら?

動けるのか?

うん、普通に。それがどういう意味か分かるかい?

どういう意味って…

かみさまを必要としない。かみさまが『不必要な存在』となる。

不必要…

そして、ボクはかみさまの力を制限する役割がある。でも、ボクが動くだけなんだ。制限をかける必要など―――――

ないのか…?

そういう事。だから通常の人間よりも強く、人間の本当の100%の力を使える。そしてボクはその力を思う存分に自由に使うことができるようになった。もう動けるのにかみさまは要らないだろ?

…ふざけんな!!俺の体だぞ!!

ボクの体でもある。

おまッ…!!…クッソが…ッ!!

とまぁ、言いたいことは沢山あるだろうけど、言い争いはここまでにしようよ、かみさま。

はァ!?

これはあくまでボクだけのことを考えてのこと。後先考えないパターンなんだよ。

…?

ボクは今、かみさまを要らない存在になったんだ。だから自由に動ける。…でも、今自由に暴れだした所でどうなるか分かる?

どうなるって……あっ、未だ。

そう、起きたら未がスグ目の前にいる。低確率だが、ボク自身頑張って逃げることくらいは出来るかもしれない。でも、かみさまを失い暴走しているボクをミスミス逃している連中ではないんだ。いずれ消されてしまう。それはボクも困る。

そうか。じゃあどうするんだ?

取引をしようよ。

取引?どんな?

ボクの欲を満たして欲しい。それだけ。

それだけか?

うん、後は自由にしてくれて構わない。この力も使ってもらって大丈夫。そしてその満たして()しい(よく)って言うのは―――――――――

フッ簡単じゃねぇか…

…………

………

……





パチッ

目が覚める。

「起きたか騎白くん。今の気分はどうだい?」

「ハァ…」

俺はため息をついたが、スグに未に苦笑いをしながら答える。

「最低で、最高の気分だよ未」

「ハハッ!いい答えだ!」

未も笑いながら言う。

「歓迎するよ騎白くん。最悪が日常の領域、BBへようこそ。」

未の笑い方が怖い…

俺はなんでこんな運命なんだ。不平等な人生だ。本当笑っちまうよ…

非汗が流れる…

「あぁ…よろしく頼むわ…ッ!」

………

……























ボクの満たして欲しい欲って言うのは、どんな手段でも問わない『血髪』をブッ殺してほしい。それだけだよ。

…フッハハッハハハハハハッ!

乗る?

乗るに決まってる!!どうせやる事は…いや、殺ることは同じだからな!!

嬉しいよ。これから宜しくねかみさま。

あぁ。宜しく俺の人間性――――――――――――――























俺の物語は気づけば10年前に終わっていたんだ。そして10年間も始まっていなかったんだ。でも今日から始まる。終わりに気づいたこの日。始まりを告げたこの日。

つまらない日常が幕を閉じる―――――――――――



continue?

yes

no ◀


new game?

yes

no ◀


death game?

yes ◀

no


最初(スタート)から理不尽。


クソみたいな人生(ゲーム)


でもこれが俺の人生(ゲーム)だ。


終わりの始まり。


『狂った世界の幕開けだ。』

血髪の破綻者 第一部 終了でゴザルゥ!

これからガチで自由にやっていけるぅー!

これからが楽しみで仕方ない!!ネタはいっぱい上がっているんで、楽しみにしていてください!!


Simejiおもろw

忍野忍

キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード

いやいや、これもう別キャラやからね!!

同じようで同じではないよ!!w

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