11.65話
『シン!それにみんなどうやって、、。』
シンがオレの腕を指さしていた。
…そうか、この村が気になって、体が光ってる事に気がつかなかった。オレの体が光ったから、入ってこれたのか。
って事はもうそんな時間か。
オレの後ろでシンがこの光景を見ている
「ジュン!スキル使うのもう少し待って貰っていいかな?襲ってくるようなのいたら僕が、退治するから。」
『わかった、、。』
みんなこの村を見て、何を思ったのか?
ある者は泣き、
ある者は、この景色を目に焼き付けるように見つめていた。
そしてみんなあまりの酷さに、言葉が出ないまま、村の出口に向かって歩いて行った時だった。
『ジュン君じゃないか?』
後ろを振り返ると、テリー魔族長が立っていた。
『魔族長!無事だったんですか?』
『あー。自分は命からがら逃げたが、半数近くの青魔族のみんなが死んだよ。生き残りがいないか今見に来たんだ』
「私の好奇心のせいで、こんな事になり本当に申し訳ない。」
後ろからセシルさんが、走ってきて土下座していた。
『あなたのせいじゃないですよ。全てはあの魔族になったあのプレイヤーのせいです。
頭を上げてください。
あなたは、自分達の今後の為に村を発見してくれた。あなたのせいではありません。
さて、ジュン君、スキルで光を消して生き残りが集まってる丘の上にいきましょう。
知られたくないプレイヤーにまで魔族村の存在を知られたら大変です。』
『わかりました。ハー!』
体の光が消えて行く
うちらはそのまま、村の中にいるのは魔族だから当然だが、光をスキルで消しても、プレイヤーだったみんなもなぜか、まだ村の中にいた。
『魔族長、光が消えてもプレイヤーは中にいれるんですか?』
『1度村の中に入ってしまえば出るまではプレイヤーでもいれるようだよ。あれは外から村を見えなくする結界みたいなもんだから、中からは効かないんじゃないかな?ただ出た瞬間に、村は消え森の姿に変わるけどね。ところで、ジュン君あれは、みんなジュン君のお仲間かい?』
『はいっ!そうです。』
『さすが、ジュン君です。』
そんな話をしながらみんなで
入り口の前についた時だった!
『ジューン!!』
森からキッドが走って来た!
…あいつ遅かったな!んっ?
…キッド!どうした片腕ないじゃないか?
キッドが泣きながら走ってきた。
『ごめん、ジュン、オレが、いたのに、まじ、、、まじ、ごめん!』
『一体どうした?マイは一緒じゃないのか?』
『マイは、、マイは、オレを、、逃す為に、、殺され、た、、ヒック。ごめんジュン!ごめんよー。』
オレは片腕の無いキッドをギュッと抱きしめ、オレも泣いた。
『キッド、とりあえず青魔族がいる、、丘まで、いこう、、。』
オレは、ガックリ肩を落とした、キッドの肩に手を回し、落ち込んだみんなと一緒に丘まで向かった。




