↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゴブリン魂  作者: チャー丸
異世界6日目
84/534

11.45話

『痛てーー!。』


『ジュン!どうした。大丈夫か!』


『誰かに射られた。みんな気をつけろ!』


肩に刺さった弓矢をひっこ抜いた!


痛い!痛くて手が麻痺している!



みんなが武器を持って、臨戦態勢の形を取り身構えている。


『アキねぇ、キッド!右前方を監視しといてくれ。多分そっちから飛んで来たと思う』


マイが寄ってきて回復魔法をかけてくれた。


まだマイの魔法力じゃ全回復とまではいかないが傷も、痛みも減りもう充分これで戦える!


『マイありがとう!みんな待たせた。これでいける。』


『ちくしょう!不意打ちとはきたねー野郎だ!ただのモンスターじゃないとこ見せてやるぜ!』


キッドも腕を外した!


みんなやる気だ!


その時!


第2波の弓矢が飛んでくる!


「みんな伏せて!えぃ!」


うちらの伏せた後ろからアキねぇの火炎魔法で、飛んできた弓が燃える!


「なんだこりゃ、モンスターに混じって、プレイヤーがいるぞ!どういうこった。」


弓の先から、プレイヤーがこっちに歩いてくる。


…こいつら、シンの元仲間達じゃないか?



「カズキ私の弓も中々になったでしょ。ってか何あれ?モンスターにまじってプレイヤーがいるじゃない?どういう事?」


「新しいプレイヤーに化けるモンスターとかだろ?オレが全員纏めて狩ってやる!」


カズキの背中から大剣を出す!


ギラギラ光ってるその剣は、大量のモンスターを狩ってきたのを、その刃こぼれが証明している!




…こいつやはりかなり強い!



…なんて顔してやがる。


…まるで、タニセンや、げんぞーと同じような楽しそうな顔しやがって、




『アキねぇ、キッド遠方射撃だ!』


アキねぇも、キッドも手を前に出し、


『オラーくらえ!ファイアー!』


キッドは慣れない氷の雹魔法を、


連携して、アキねぇは空から、雷魔法を、落とした。


『間髪入れずにいけるか2人とも!』


「いけるわ。」


『オレだってまだいけるぜ!はぁ!』


【ズダーン】


【パキン!】


【ズダーン】


【パキン!】


『おらーまだまだ出るぞオレの氷は、ファイアー!』


【パキン】


【ズダン!】


『2人とももういい!どうだ殺ったか?』


2人とも魔法の使いすぎで、息が上がり立ってるのもやっとの状態だ。


そりゃ、全力で撃ちまくったのだから、こうなるのはとうぜんだ。



土埃が風で晴れて視界が開けていく。




「おいおい!なにを殺ったって?」


『くそっ!マジか?』


…あれだけの魔法を受けて、かすり傷程度かよ


「服が、破れたじゃねーか全く!

明日にならないと綺麗にならねーんだぞ!

それにしても驚いたな、骨モンスターが、魔法使えるとは、新種か?、それに会話できるゴブリンに、そこそこ強い魔法使いもどき!

これは、久しぶりの上玉だな!

ミッキー魔法の格の違いを見せてやんな?」


『ミッキー、、、。』


キッドがミッキーを見ている。


『どうした知り合いか?』


『クゥー。知らねー!知らねーよ知らねーんだ!』


…どうしたキッド?


「カズキ、でも、、プレイ、、ヤーが、、いる、、よ。」


「あんなの、プレイヤーな訳無いだろ?うちらを倒す為に魔法使ってくるやつが!偽物プレイヤーに見せてやれミッキー本物の魔法ってやつを!」


そういうとミッキーの右手から青いオーラが出る!


「エィ!」


一瞬だった!その手から一瞬にして、前25mが凍りついた。


「どうだ?ミッキーが最近覚えたフリージングブライトは?」


オレらみんな足が凍り動けない!


「動きを止めたりするのが、補助魔法だけだと思うなよ!」


カズキが、こっちに寄って来る!


オレはマイにアイコンタクトを取った。


通じたかわからないが、通じたと信じるしかない!


その先はなにも考えてないが、今やれる事をやるだけこの時はそう思った!


「どうした。連携モンスターども!」


更に近づいて来る!


…まだだ!


…もう少しだ!


カズキが目の前まで来た!


「おらっ!お前喋れんだろ?ホラ殴ってみろよ。」


…今だ!


『マイ!』


『えぃ!』


一瞬だが、マイのストップ魔法で、カズキの動きがとまる!


…1秒あれば充分だ!


『おりゃー!』


凍りつき、動けない足で踏ん張れないが、腕だけの力でアゴ狙いでフルスィングした!


「バカっ!カズキ!」


拳が当たった感触は無い。


前を見ると、リンが、カズキをかばい倒れていた!


「あんた、バカなの?こんなの普通のゴブリンの訳ないでしょ!ちょっと油断し過ぎ!」


ゆっくり、リンと、カズキが立ち上がる!


万策尽きたとはこの事だ。


カズキが怒り!大剣を空に振り上げた


オレは死を覚悟しマイを見た。


『マイ最高の卒業式にしてやれなくて、ごめん。』


『いいよ!一緒に異世界に居れて楽しかったよ。』


『マイー!』


オレは上から振り下ろされるカズキの大剣の死の恐怖に瞬間的にギュッと目を閉じた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。