裏7.1話
…あれっ?
…あれっ?
…帰るってどこに帰るんだっけ?
日はどんどん昇ってくる。
そして、どんどんプレイヤーも転生してくる。
「オッス!お疲れーまたシンが1番か。」
…この人はカズキだな。一緒に、昨日もその前も一緒に冒険した。仲間だ!
…そうだ。大剣使いのカズキだ
どんどん転生されてくる。
「私また、3番目か?なんか決まっているのかね?順番って、、。」
…リンだよ。リン!大丈夫だ。
何だったんだ、さっきの何か思い出せない感じは。大丈夫だみんな覚えてる。
「また、、、お、、またせ、、した、、みた、、いで、、すいま、、せん、、です、、。」
…ミッキーだ!ミッキー!!
「ちょっと、、、むこ、、う、、の、、世界が、、、大変、、で、、。」
…???????
…???????
…向こうの世界???
考えると頭が痛くなってくる。
「うっ。」
「シン!大丈夫か?具合悪いのか?
」
「みんな、、向こうの世界って、何だっけ??」
みんな、えっ?みたいな顔で僕を見てる。
…なんかあったようなきがする!
…なんだ?
…なんだっけ?
「シン人間界だろ?昨日はリーダーしすぎてちょっと疲れたか?」
「人間界?」
…人間界?
…人間?
…プレイヤー?
…人間界?
「うわー。頭が頭が割れそうだ!うわーーー。」
僕は頭を抑え倒れた!
目を覚ましたもう周りは暗かった。
…ここはプレイヤーズルームか?
…そうか、僕は倒れたのか?
「シンさん。。。」
ミッキーが、手を握ってくれている。
ミッキーの声に反応して、みんながやってくる。
「おいっ!シン!大丈夫かよ!ホント心配したんだぞ。」
「カズキ、、。」
「シン?ホント大丈夫?何か向こうの世界でやな事あった?向こうの話はタブーだけど、なんならみんな相談のるよ。」
「向こうの世界、、。」
「ダメだまだ頭が、、。」
「シンもう帰る時間だ。また明日ゆっくり、話しよーや。」
カズキが、消えて行った。
「私も、ミッキーも、もうすぐ時間だ。シンは最近最後なんだね。
向こうで悩んでるなら、少し私達を頼ってよ。力になりたいから、、。」
リンも僕の前から消えた。
ミッキーも私もみたいに、首をぶんぶん縦に振りながら、
ミッキーも僕の前から消えた。
そして、また、村から、明かりも消えた。
まるで誰もいないかのように。
そして僕の中でも何かが消えている。
そして今日は僕の希望も光と一緒に消えた。




