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ゴブリン魂  作者: チャー丸
異世界4日目 シン’s ver
71/534

裏7.1話

挿絵(By みてみん)




…あれっ?


…あれっ?



…帰るってどこに帰るんだっけ?



日はどんどん昇ってくる。


そして、どんどんプレイヤーも転生してくる。


「オッス!お疲れーまたシンが1番か。」


…この人はカズキだな。一緒に、昨日もその前も一緒に冒険した。仲間だ!


…そうだ。大剣使いのカズキだ


どんどん転生されてくる。


「私また、3番目か?なんか決まっているのかね?順番って、、。」


…リンだよ。リン!大丈夫だ。

何だったんだ、さっきの何か思い出せない感じは。大丈夫だみんな覚えてる。


「また、、、お、、またせ、、した、、みた、、いで、、すいま、、せん、、です、、。」


…ミッキーだ!ミッキー!!


「ちょっと、、、むこ、、う、、の、、世界が、、、大変、、で、、。」


…???????


…???????


…向こうの世界???


考えると頭が痛くなってくる。


「うっ。」


「シン!大丈夫か?具合悪いのか?


「みんな、、向こうの世界って、何だっけ??」


みんな、えっ?みたいな顔で僕を見てる。


…なんかあったようなきがする!


…なんだ?


…なんだっけ?


「シン人間界だろ?昨日はリーダーしすぎてちょっと疲れたか?」


「人間界?」


…人間界?


…人間?


…プレイヤー?


…人間界?


「うわー。頭が頭が割れそうだ!うわーーー。」



僕は頭を抑え倒れた!



目を覚ましたもう周りは暗かった。


…ここはプレイヤーズルームか?


…そうか、僕は倒れたのか?


「シンさん。。。」


ミッキーが、手を握ってくれている。


ミッキーの声に反応して、みんながやってくる。


「おいっ!シン!大丈夫かよ!ホント心配したんだぞ。」


「カズキ、、。」


「シン?ホント大丈夫?何か向こうの世界でやな事あった?向こうの話はタブーだけど、なんならみんな相談のるよ。」


「向こうの世界、、。」


「ダメだまだ頭が、、。」


「シンもう帰る時間だ。また明日ゆっくり、話しよーや。」


カズキが、消えて行った。


「私も、ミッキーも、もうすぐ時間だ。シンは最近最後なんだね。

向こうで悩んでるなら、少し私達を頼ってよ。力になりたいから、、。」


リンも僕の前から消えた。


ミッキーも私もみたいに、首をぶんぶん縦に振りながら、


ミッキーも僕の前から消えた。



そして、また、村から、明かりも消えた。


まるで誰もいないかのように。


そして僕の中でも何かが消えている。



そして今日は僕の希望も光と一緒に消えた。





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