裏5.1話
金曜日 AM2:00
今日もいつも通り異世界に来た。
…僕はやった!やった!人間界でも異世界同様恥ずかしくない人間になれた!!これで、みんなに会っても堂々としてられる。
みんなが、異世界に転生してくる。
「シン!どうしたよ。なんか今日はご機嫌じゃん?」
「そう?そんな事ないよ。」
なんだ、谷口先輩をやれた自信、嬉しさ、高揚感が、体から溢れ出ているのだろうか?
次次、プレイヤーが転生されて来る
「おはようー。カズキ、シン。ミッキーは?」
「ミッキーってミキか?いつからそんなあだ名で呼ぶようになったんだよ。」
「昨日だよ。なんか前々から、もうちょっとミキとの距離を縮めようと、思っててさ、カズキも呼びたかったら、ちゃんと私みたいに、許可とってから、呼びなさいよ。」
いつも通り、ミキが最後に、
転生されて来た。
「ミッキー。」
「こらっ!カズキなんでいきなり、あんたがミッキーってよんでんのよ。本当バカ!」
「は、、ず、、かし、、い、から、やめてくだ、、さい。」
「ほらー!あんたがデリカシー無く呼ぶから!」
僕は3人の会話に割って、入った。
「今日は北の洞窟の方から、強めのやつ倒しにいきたいんだけど。いいかな?」
「シンどうしたの?随分積極的だね。今日は?なんかいい事あった?」
「そうなんだよ。オレが転生されて来た時にはもう、体から幸せオーラが溢れ出てたからな。なんかいい事あったんじゃね?」
「さぁ!行こう。カズキ、リン、そして、ミッキー。」
「はっ、、はい!!」
「カズキ!シンがミッキーだって、、、。異世界に雪が降るかも。」
「リン、それより、ミキのあの顔見た?はぁー。幸せみたいな、なんで、オレが呼んだ時とあんな違うの?」
「シンとカズキの器の違いじゃん?」
「へーそうでございますか?結構ですよ。」
「カズキ!リン!今日はみんなで行きたいんだ。早く!」
「あいよー。よくああいう、恥ずかしい事いえるよな。」
「それが、うちらがシンについて行く理由の1つでしょ。」
「確かにな。」
僕らは、ひたすら結構強めののモンスターを狩った。
日も傾きかけて、村に帰る帰り道だった。
全員のマップ上に赤い点の中に4と書いた点が表示してる。
…これは昨日は先を越されたゴブリンだな。
「みんな、今日はこいつを狩って終わりにしよう!」
「星4って、やたら強いモンスターだったらどうするの?」
「大丈夫!僕は昨日1人の時にこいつにあってる!多分ゴブリンの星4だ!タッチの差で、セシル達に先を越されたんだ。今日なら、いけるんじゃないかな?」
「そうか!シンがそういうなら、オレの大剣で真っ二つにしてやんぜ!」
「行こう!みんな!今日の総仕上げだ、他のプレイヤーにもマップ上に映っているはずだから、時間が勝負だ。」
そう言って、みんなで星4に向かい走り始めた。