裏2.2話
僕は学校についた。
みんなが僕を見てる。
…僕が先輩や他のクラスのやつに嫌な事され、学校に来なくなった事を知ってるからかな?
…えっ?なんでまた登校してきてんの?
とでも思ってるのかな?
僕はみんなの視線を感じながら
いつも通り自分の席についた。
授業中、昼食中、あいつらを覆す事をばかり考えていると、
自然と口がにやけてしまう。
1人でニヤニヤしてると、
となりの女子が、なんなのこの人?みたいな目でチラチラこっちを見てる。
…ハハハ。今はそんな目で見てるがいい。。
…僕は神に選ばれ異世界に行って修行をして来た身だ。
…僕が神になるべき人間なんだ!
授業が終わると、同級生の、不良君が、オレの所に来た。
「おまえ、なぁ、ちょっと裏まで付き合え。」
…この人げんぞーってよばれてたな。
…この人が来たって事は、あの時間が来たって事だな、、。
僕はポケットのカッターナイフをギュッと握りしめた。
僕は体育館の裏に向かった。
…僕はレベルをあげたんだ。
…前の自分ではない!
…いけるはずだ!強いモンスターにも何回も挑んだ。
…毎回切り抜けて死なずにいたから、
まだ異世界にいれてる。
…こっちの世界でも通用するくらい強くなってるはずなんだ!
そう思いながら、不良君の後ろを歩いていた。
…今とりあえず、このげんぞーっやつからやっちゃおうか?
…いやダメだ!
…異世界の戦闘でも1番強いやつから、不意打ちで行かないと。
…ボスクラスが、こちらが攻撃体制に気がつくと、倒すことが厄介になる。
…今はまだ我慢だ!我慢!
…ボスザルから、行かないと!
そう思い、今までの異世界の戦いが色々フラッシュバックして、こうやって来たらこう、と、色々なシュミレーションしながら、体育館裏に向かっていた。
そして体育館裏について少ししたら、
来たボスザルの登場だ。
「げんぞー。やつは連れてきてるか?」
「ハイっす。谷口先輩。」
…僕は神様から、強くなるために異世界に連れて行ってもらったんだ。
…色々なモンスターを倒し強くなった。神様に恩返しをしないと!見てますか?神様!




