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ゴブリン魂  作者: チャー丸
異世界4日目
45/534

7.85話



洞窟に向かっていきながら歩いていたが、


もう今日は大きい洞窟には間に合わないという判断になり、


もう少し近いが、この4人が入ったらもう、結構狭い穴倉のような洞窟でやり過ごそうとなった。


歩いている途中、日は傾き、キッドが使った30分のスキルの効果が切れまた、体が光出した。


『キッド今度は私の番だね。ジュン君じゃあ行くよ!ハァー!』


一度光った体の4つの光が消えていく。


これでまた30分は安泰だ。


オレの体の光が4つ!1つ20分で光るから、


異世界から人間界に帰る1時間20分前に光り始める事になる。


キッドが、30分使ってくれて、

マイ30分使って、くれたから、


残り20分でまた光り始める計算だ!


そこで、また、みんなで自分に使えば今日はみんな幸せに帰れる!


今日はいけるかも、そう思い空を見上げると、夕方が終わりかけ、異世界で始めて夜が顔を見せる。


「モンスターになったら、必ず体が光るのかい?」


『多分人間界から、転生してきたモンスターは光るみたい。その中でも赤魔族と、青魔族があって、、。』


オレは、その違いをアキねぇに話しながら歩いていた。


「なるほどね。ジュン君は、まだ4つから、光が減ってないんだね?」


『一応自分で間違ってない行動を取ってるつもりだけど、まだ星4モンスターのままかな?でも、赤い月の大きさは小さくなってたから、少しは変わってるのかもしんない。』


「ふーん。私達プレイヤーより、全然大変だね。」


そう話していたら、すっかり夜になった、、。


森には変な鳥の鳴き声もして不気味だが、人間界より、夜が少し明るい気がした、、。


…みんなのおかげで、始めてこんな時間まで生きてる!


これはホントに感謝以外の何者でも無い!


『みんなーついたぞ!とりあえずここで、明日の作戦会議をしよう。』


キッドがそういいながら、洞窟に入って行った。


『よし、とりあえずここで、いいな。』


出口付近で周りを見張りながら話し合いだ。


『アキねぇ。アキねぇって魔法使えるでしょ?どうやって覚えるの?』


キッドが興味津々で、アキねぇに聞いている。


「魔法書を持って本を開くと、覚えられるんだよ。ただ、覚えるには、モンスターを倒した時出てくる宝石がいるけどね。必要な、宝石を持って開いて、魔法書が光ると、魔法ゲットな感じ。」


『アキさんは何個覚えてるの?』


マイも興味があるらしい。


…マイだけはアキねぇって呼ばないんだな。


「誰でも覚えられるくらいな簡単なやつ3つくらいかな、あまり、始めしか戦闘にも行かなかったからね。」


…魔法かぁ、、。


…魔法で今日みたいな状況があった時なんとかならないかな?


『アキねぇさ。なんか敵をやっつける時にさ、モンスターでも、プレイヤーでも、ほぼ、痛み無しでやっつけられる魔法ってないかな?』


「痛みがあるかわからないけど、相手のHPを吸い取るドレイン系の魔法のアスピルなら、攻撃系じゃないから、痛くなくいけるのかな?

前に他の魔法使いが使ってたけど、

モンスター普通に叫んだりしてなかったよ。」


…HP吸い取る系か、、。


『なぁ、アキねぇそれ覚えられない?』


「今はもう、宝石ないよー。」


『アキねぇ。これオレの宝石!さっきみんなで初めて倒したモンスターのやつ。これ使ってよ。』


「キッドこれだけで、足りるかわかんないよ。」


『ジュン君!それ使おうか?』


マイがオレの腰を指してる。


『マイ!これは魔族長に貰ったやつじゃん!これは、流石にやばいだろ?』


『でも、これで、プレイヤー刺すより、これを宝石に変えて、

アキさんにその魔法覚えて来て貰った方がみんなにとって、良くない?

私だってプレイヤー刺すの抵抗あるし、だって、ジュン君戦う時、ナイフより拳って感じじゃない?』


『まあ、そうだけど、、、。アキねぇはそれで大丈夫かな?』


「私はなんでも大丈夫だけど、大切なナイフなんじゃないの?いいのかな?宝石に変えても、、。」


『アキさん。お願いします。うちの魔族長もわかってくれると思うし、この先絶対必要になると思うから?』


「わかったわ。」



オレは腰のナイフを抜きアキねぇに渡した。


『あっ!そうそうアキねぇ明日もし村に行ったらシーツ持ってきてくんない?』


「なんでシーツ?」


『明日持ってきてくれればわかるよ。』


「わかったわ。カバンに入るかな?」


そうこうしてたら、なぜか、キッドがオレの横に寄って来た


何か小声で言っている


『ジュンちょっと、アキねぇと2人で話したいんだけど、いいかな?』


…はーん。そういう事か?


オレは空気が読めるほうだ。

そういう事なら、別に止める理由は無い!


『いいぜ!行って来い!』


オレは親指を立てた!


…キッドおまえはああいうのが好みか?かなりの姉さん女房系だぞ!頑張れよ!


『サンキュー。』


そういうと、立ち上がり、アキねぇの前に行った。


『アキねぇちょっと話があるんだけどいいかな?』


「キッドなになに?プロポーズでもしてくれるの?いつでもいいよ。」


『いや、そうじゃないんだけど、いや、別にそうでもいんだけど、そういう意味じゃなくて、あーー!』


「キッドってからかい甲斐があって面白いね」


『そうじゃなくて、真面目な話なんだけど、いいかな?』


「わかったわ。外いきましょ。」


そういうと、2人で出てった。


『マイ!キッドあーいうのが好きなのかな?』


『いや、、。そういう訳じゃないと思うよ、、。』


なんだか、あまり浮かない顔だ


なんだかはしゃぐ自分が場違いな感じで冷静さを取り戻す。


『ジュン君!明日はどうするの?』


『そうだな、何をやるにも宝石は必要っぽいよな。マイさ、今日骨倒した時、力がみなぎる感じがオレしたんだけど、マイどうだった?』


『私も少し感じたけど、あれって気のせいじゃなかったって事?』


『やっぱり!じゃあうちらモンスターでもNPCモンスター倒せばプレイヤー同様に強くなれるかもだ。マイ!この異世界長いんでしょ?そんな強くないモンスターが出る場所わかる?』



『こっちとは逆かな?さっきアキさんに出会った方は比較的弱いはず、でも私も戦ったことないから、確実じゃないけど、さっきのキッドと同じやつ!あれ倒せたから、あそこらへんなら倒せるんじゃない?』


『じゃ決まりだな!明日はモンスター狩りだな。今のままじゃ、プレイヤーと差がありすぎる気がする!』


『わかった。じゃそうしよう!ジュン君!』


そんな話をしていたら、


アキねぇとキッドが戻って来た。


『キッド!アキねぇ!明日昨日アキねぇと出会った場所に集合になったから。アキねぇうちらと同じ所に転生されたら、また、みんなで一緒にいこう。もしプレイヤーだから森から、出て転生されたら、あの場所で落ち合おう。』


「わかったわ。」


なんか、アキねぇ、2人っきりになる前より、ちょっと元気が無くなった気がした!


キッドもあまり、浮かない顔をしていた!


…あいつアホだから、いきなり、告白とかして、ふられたりしてないだろーな。



『マイミそろそろか?』


『そうだね。もうじきだと思うよ』


…なんのことだ?


そういうと少し経って、3人とも同時で手が光始めた!











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