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ゴブリン魂  作者: チャー丸
異世界4日目
43/534

7.75話



…もし、相手がうちらに好戦的なプレイヤーならこっちも戦いにいけるけど

無抵抗なプレイヤーだとしても倒さなきゃいけないのか?


そうだ。プレイヤーからモンスターを狩る事にさほど罪悪感を感じる者はいないだろう。


しかしモンスター側から倒しにいく。プレイヤーは見た目が人間な訳でその首筋にナイフを突き刺す!


そんな事殺人だ!


簡単に出来る事じゃない!


マイが、やられても無抵抗だったって理由が今になり何となくわかる。


ましてや、無抵抗だったプレイヤーや辞めて下さいって泣いて命ごいして来たプレイヤーに対して倒しに行く


その行為は、オレの大嫌いでなりたくない弱い者いじめにならないのだろうか?


今までの過去のトラウマと、これからなりたい理想像と、これからやろうとしてる事のギャップに心が動揺を隠せない。



…神様オレはもし、無抵抗なプレイヤーがいたら倒す事は出来ない!

そんな人間にはなりたくない!

でも、倒していかないとこの異世界は終わらないし、どうしたらいい!


…神様、あんな肩を落としてがっくりしてるプレイヤーでもやらなきゃダメですか?


キッドが反対側に用意して、

オイどうすんだ?みたいな顔をしている。


マイも用意万端でこっちをみている。


…オレが決めんのかよ、、。


今はまだプレイヤーの女の人は池のほとりで体操座りで下を向いている。


…やるなら今なのか?


…やっていいのか?


…神様がこれを望んでいるのか?


一種、錯乱状態ではあるが、

覚悟を決めて草むらから立ち上がった!


すぐプレイヤーもこっちの気配に気がついた!








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