7.3話
振り返るとマイと、キッドが走ってきた!
『ジュン君!』
…マイはいつも泣いているな。泣き虫だな。
『アホジュン!』
…こいつも泣いてんのか?ははは、キッドも大きい事言うくせに以外と仲間思いなんだな、、。
『なんだよ2人とも、どうした?』
『私達昨日見てたの、、、。物陰から、2人で、むごすぎるよ、、。あんなの、、、。ジュン君通常痛覚なんでしょ?今までずっと、、、毎日殺されてきたの??』
『あー、、。そうだよ、、。まだここに来て4日目だから、3回しか殺されてないけど、。あんなもん慣れるもんじゃないかな。昨日のは流石に精神的にきたよ、、、。』
『、、、、、。なにも、できなくて、ごめん、、ジュン君!』
ゴブリンのマイにギュッと抱きしめられた。
それだけあわれにみえたんだろうか?
かわいそうだと思ったのだろうか?
でも、マイがオレを思って泣いてくれてる優しさはゴブリンの肌越しにも感じられて、凄い嬉しかった。
『2人は昨日は大丈夫だったの?』
『オレとマイミは、その後、村に戻って、いつも通りスキルを使って、
1日やりすごしたんだけど、ジュンが刺されてた時、
マイが、あの後プレイヤーに斬りつけにかかろうとして、止めるの大変だったんだよ、、。』
『いや、私許せなくて!!私が殺されても構わないから行こうって思ってたんだけど、キッドに今やられたら、明日からの作戦会議が出来ないから、今は耐えろって言われて、、。』
『作戦会議って?』
『私達、あの後村に戻ってキッドとかと話あったんだけど、今日から、ジュン君と一緒に行動する事にしたんだ。もちろんキッドも一緒にいくって、、。』
驚いて2人の顔を見た。
『アホジュン!そんな顔でこっち見んな!まぁ、そのなんだ、オレはマイのおまけみたいなもんだから、まぁそんな訳だ!』
『キッド、、。』
『という事で、ジュン君!そう決まったから!これから、ヨロシクね。』
『マイ、、。』
嬉しかった。自分の事を真面目に心配してくれるモンスターが目の前に2人もいる。
初めて異世界に来て、ホントに嬉しいと思った、、。
思ったけど、、。
言わなければならない事は伝えなければならない。
そう思うと嬉しい分辛いだけだった、、。




