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ゴブリン魂  作者: チャー丸
異世界4日目
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7.2話



今回もあのプレイヤーに囲まれて殺された森の場所に来た。


…やはり死んだら、死んだ森に転生されるんだな、、。



今回の説明でだいぶ異世界の事を把握できてきた。


…月小さくなっていたな。


神様の話の内容より1番ビックリした事!


そう!それは今回見た月は、

前回見たドス黒い月って感じより、黒から赤く戻りつつある感じで、

それに比例して、大きさも一回り小さくなってる感じだった。


月は中心から暗黒化が加速してくる。


多分、悪い事をしたら中心からどんどん黒くなっていき、

そのうち、赤い部分が無くなり完全に真っ黒い暗黒月になった時にオレは、星6でこの世界から追放されるんだろうという事に予想がついた。


今回はなんの影響か月が一回り小さくなり、色も前より優しくなったという変化が見られた。


…青魔族のみんなを守る為に村から出た事が評価されたのかな?


そして、神様の話から1番気になった事がある。


赤魔族は、殺人に加担した犯罪者といっていた。


…オレ誰も殺してないし、、、。


…やる側になった事が精神を殺したって事なのかな?それが犯罪者っていう事か?


色々考えても始まらない。


でも、神様の言ってくれた事で自分のこの先の行動方針がはっきりした。


色々まだ全部は把握していないが、

ゴブリンのオレはこの神様が作った世界のプレイヤー全てを倒す事で、結果的にみんなからの信用を経て、月が正常化していくなら、その言葉を信じて進んでいくしかない。



…いつまでも森で寝ててもしょうがないな。起きるか?


オレは自分の惨殺現場からゆっくり起き上がった。


今日も清々しい日差しがさしている。


この異世界では必ず人間界でいう朝っぽい感じで始まる!


そして、太陽はかなりの速さで移動する。


これはあくまで予想だが、時間が経てば夜も来るのでは無いかと思われる。


でも、オレはいつも夜らしきものを体験するまでに殺されて来たので。実際にはわからないのが実状だ。


ただ、殺された時、若干日が傾いていたことからの推測だが、、、。


異世界では1日は4時間で回っていて、


日が出ている時間がやたら長い1日の構成だと思われる。



異世界で人間界の四季があるかはわからない。


ただ、暑い感じも寒い感じもなく、毎回気温はちょうどよいがここに来てまだ4日目なのでわからない。


『さて、あてもないけどとりあえず体が光る前にいくか、、。』


そう思い歩きだそうとした時だった。


『ジュン君!!!』


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