7.1話(挿し絵タイトル3/25追加)
土曜日 AM2:00
いつも通り砂漠の学校の屋上だ。
…青魔族のみんなは、初めにほとんど全ての説明を受けるっていってたのに、オレだけは毎回毎回ここで神に会うんだな、、。
いつもと同じ、下からゆっくり赤い月が昇りながら水平移動してやってくる。
…神様!全く未だにわからないことだらけだぜ。
『神様、プレイヤーってなんなんだ?赤魔族は、オレしかいないのか?赤い月を輝かせる以外オレは、この異世界を卒業出来ないのか?神様!』
““““ジュンよ!おまえは欲張りだな。毎回惨殺され、改心の兆しが人間界でも多いに見える
よって、特別にある程度答えてやろう。””””
““““基本的には、神が作った、リアルRPGだと思え。まぁ本当は全然違うがな。
異世界では、自殺した者、いろいろ心に闇を秘めている者、あと殺人などに加担した、犯罪者など、
色々な人間が、立場を変えて、リアルに、異世界に混同している。
赤く光るモンスターは、赤魔族といい、私赤神の管轄下に置かれる。
青魔族は青神が管理し、
プレイヤーは緑神が、
それぞれを見守っている。””””
““““オレ以外赤魔族はいないか聞いていたが、ジュン!いまの所赤魔族おまえだけだ!””””
““““青魔族と、プレイヤーは、ほぼ同数おる””””
““““青魔族とプレイヤーは赤魔族とは大きく違う点がある。””””
““““それは、この異世界を卒業する先が見える事だ。””””
““““プレイヤーは、魔族、モンスターにやられれば、必然的に卒業となる。
他にも魔王を倒せば、ゲームクリアで同じく卒業になる。他にも色々クリアする方法はあるが、魔王攻略がオーソドックスだな。クリアするにはとある物が必要になる。とある物はまた今度だ。””””
““““プレイヤーはやられればと書いたが、もともとある程度魔族よりかは全然強い状態で異世界に召喚してくるのだ。
だからそんな簡単には死なないようになっている。””””
““““死んだプレイヤーはもうこの異世界に来ることはない!””””
““““魔族系はプレイヤーを全滅させれば異世界に来なくてもよくなる。まあこれにも色々と必要な物がある””””
““““青魔族は、元々必ず1日目はプレイヤーに倒される事になっている!
それでも逃げ回って異世界終了10分前まで生き延びたら、神から刺客が行き確実に初日は殺される!
これは罰だから避けられない。
一回倒された者がなかなかまた自分から、プレイヤーを倒しにいく心境にはならない!
それに、青魔族は30日経てば卒業できるから、わざとプレイヤーに挑んでいく者はほぼ皆無といっていい!””””
““““赤魔族の場合大抵が光6個でゲームオーバーになる。””””
““““それは、月の大きさと、光を戻すことより、残虐な事をして、光を6個にして3日間過ごし、そのまま、死後地獄行きを確定して、卒業し、人間界に戻っていく者が多いからだ。””””
““““なぜそうなるかは、ジュンはわかってると思うが異世界で殺され続けるのに、耐えられなくなってその道を選ぶ者しか未だいないのだ。あっ!そういえば1人いたな。初代赤魔族!なかなか面白いクリアの仕方を、して目を見張るやつがいたかもしれん。””””
““““あの辛さの100万倍辛い死後の未来が待ってるといっても、今までの赤魔族は、目の前の辛さから逃げる事しか考えられない者しか今の所出ていない。””””
““““赤く大きい月を正常にと前、話したが、
この異世界では、多くの信頼と助けを借りないと、プレイヤーを倒す事はまず出来ない!
結局、プレイヤーを全滅させる事ができるような事があれば、それはたくさんの信頼を得た結果となり、
必然的に月も正常に戻っているという事だ。””””
““““ジュンわかったか?異世界での自分の行動が!!””””
““““今日はここまでだ!!
さぁジュンよ今日の月の色と大きさを忘れるでないぞ。ゆけ、異世界の改心の旅へ。””””
今日はかなりの情報を得た。
そしてオレは今日も殺されるかもしれない、4日目の異世界に旅立つのであった。