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ゴブリン魂  作者: チャー丸
ユッティ's side story
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117話 異世界6日目



2013年 5月17日 金曜日 AM2:00



マスカットの異世界6日目



他の青魔族が転生されて来る

6/1まで、後15日



昨日は東のダンジョン付近の狩場で異世界を終了したから、私だけが、その場所に転生されて来た。


…今日は東のダンジョン前に集合だっけ?



…あの待ち合わせの池以外で待ち合わせは初めてかも。


…とりあえずそんな遠くないし、行こうかな?


私は東の昨日敗退したダンジョンに向かった。

挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


そう!アホーと馬鹿にされたダンジョンの前に。


ゆっくり歩いて行ったら、10分くらいで着いた。


そこにはもう既に、メガネゴブリンのルートがいた。


『マスカット!お疲れ様!』


「はいはーい!ルート!」


プレイヤーが来るまで2人っきりになってしまった。


私は体の半分以上が好奇心で出来ている人間!


普通の人なら聞きづらい事だけど、 躊躇(ためら)いすらなく聞いてみた。


「ねぇ!ルート!」


『何?』


「もしこのダンジョンを制覇して、クリアスキル4の本が無くて、クリアスキル2か3が出てきたらルートはどうする?」


『クリアスキル2か3?まぁ、3を使う事はないかな?』


「3って代の文字が書いてあるやつだっけ?」


『そうだね。自分が生き残り、殺人した事実が無くなり、死んだ人は蘇り、代わりに本を開いた人の1番大切な人が死ぬやつ!』


「あまり、突っ込んだ話しない方がよさそうだけど、ルート大事な人がいるの?」


『あぁ!彼女と子供がいる!だから多分それを使うと子供か、彼女が死ぬ!だから3のスキル本は無い。』


…ルート大学生なのに子供がいるの?


…知らなかった。


…彼女?奥さんじゃないの?


「ルート!その人ってルートの奥さんじゃないの?」


『まだ結婚してないんだ。でも子供は産まれてしまった。大学は今年退学する予定でいた。とりあえず子育てを主夫として、これから幸せになるように努力をしようとしていた時だったんだ!』


「男なのに、主夫するの?」


『僕が働くより、瑞樹が働いた方が稼げるから。彼女は女ラッパーでCDも出してる。そんな人だから。』


「すっごい!有名人と付き合ってるの?ってか子供いるんだから夫婦みたいなもんでしょ?大学生と女ラッパーって異色だね。」


『女ラッパーだから頭の髪型とか凄いよ。まさか自分が付き合うようになるとは思わなかったけど、その道のレールに乗って進んでみたら意外と楽しくて幸せで、優しくてみたいな、、、。まあ色々あるんだよね。向こうの親からしたら、僕は大学生で金は稼いでないし、僕の親からしたら、金髪みたいな髪で結構ダボダボな服で挨拶に来て、なんなのあの人みたいな、、、。でも本人同士は硬い絆で結ばれあってるから、大学を卒業したら、親に認めて貰って結婚しようと思ってたんだけど、卒業前に子供出来ちゃって、そしたらミズが私が働くからあんたが、家事やってって言われて、そうする為に決断したとこだった。そんな感じかな?』


「大学まで行ってさ、家事やるって抵抗あった?」


『そりゃあったよ。でも僕が働くよりミズが働く方が合ってるみたいだし、お互い納得はしたから、最近は僕の事や子供の事を思ってリリック、、あっー、リリックって歌詞の事ね、書いてその歌聞いてると幸せだなって思う。誰かに届けたいと思ってラップやってるって前によく言ってたんだけど、ライブ会場でミズの歌を聞きに来た人が感動してミズと握手してる姿を見ると、大学なんか行ってないミズの方が全然凄いと思うよ。だから僕は主夫でもいい。彼女を支える夫になるんだ。必ず男が養わなきゃいけないなんて、ただの風習だから、僕らの親は猛反対だけど、僕は構わない!幸せの形は人それぞれだから。変かな?マスカットといるとなんでも話しちゃうよ。ずるいな!そっちは秘密がたくさんあるよね?』


…えっ?


…いきなり?


「何が?別にないよ。」


『あまり聞いていいとは思わないけど、マスカット何歳?』


…どうしよう、、、。


…嘘つきたくないな。


…ルートはいい人だから、、。


「私が話す事をノーム達仲間にも、もちろん私の仲間のキッドにも話さないって約束出来る?」


『わかった!これだけは守る!』


「こないだ中学1年生になったばかり!」


『えっーー?かなり年下なんだ?洞察力はある方だと思ってたけど、中学生の考えは無かった。中1で自殺したの?』


「そうだよ。薬飲んで死んだ。」


『もうこれ以上は聞かない方がいいかな?』


…わからないようになら話していいかな?


…ルート仲間だもんね。


…ルートなら大丈夫だよ。


「ルート信じていいのかな?」


『絶対言わない!マスカットだって僕の事や色々話してないんでしょ?』


「もちろん。」


『じゃあ僕も言わないよ。』


「じゃあ話すよ。私の仲間にキッドいるでしょ?」


『うん。』


「キッドは1度死んだの。私の前で。異世界は心の傷を癒すでしょ?心の傷が深すぎて、人間界で自殺したの、。私は落胆した時に青神様から手紙が来た。今救えるのはあなたしかいないと、どうするか?それは自殺するしか無いって事だった。異世界の事はジャイやキッドは元々知り合いだから聞いていたから、私は自殺して、青魔族の特性を上手く利用して時間を逆行して前日の異世界に戻り、人間界でも死ぬ日の朝6時に戻り、キッドが死なないように歴史を変え、人間界のキッドを救った。だからその時青神様に色々聞いて知ってた。」


…ちょっと話変えたけどほぼ話しちゃった。


その話に凄い驚きのルートが目の前にいた。


『だからその情報量を持ってたのかー?1つどうしても、確認しときたい』


そう言うとルートが寄って来た!


『歴史は、過去は変えられたの?』


「変えられたよ。今もキッドは生きてる。」


『それだけ聞ければ充分。ありがとう話してくれて、希望が持てたよマスカット。』


「上手くいくといいね。」


『そうだね。愛おしい人が待ってるから。』


私はこうして、またも、上手くいくといいねなんて言葉で相手を信用させた。


そういう騙すつもりでは絶対言ってない。


でもその言葉がルートに取って、私との信頼になって行ってたのは間違いないみたいだった。


「ルート!こんど彼女との出会いとか話してよ。」


『別にいいよ。でも今度ね!もうすぐ多分みんなが来るから。』


「わかった。楽しみにしてる。」


そうして話をしていたら、ルートの言った通りプレイヤーのみんなが合流して来ていつも通りの8人になった。


そして、リベンジマッチが始まる!


今日はダンジョンの前でルートが、パンタを連れていく話をし、全員納得の上、私、ルート、パンタの青、赤、プレイヤーのトリオの組み合わせになった。


みんなが納得していたが、


していないのは私だけ。


だって嫌いだからこういう人。


でも仕方ない!みんなが決めた事なので、従わざるを得ないそんな感じ。


キッドに声援を送られ、ジャイに手を振られ、残ったみんなにも頑張れと言われて私達は、昨日25匹しか、倒せなかったダンジョンに入って光る螺旋階段を下って行った。


そして、またデジタル時計が現れ


鶏の鳴き声のバトル開始の合図を聞き、2回目のバトルが始まった。







そして戦闘から開始から1時間が過ぎた、、、。





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