1××話
1××話
2013年 ×月××日 ×曜日 AM×時××分
マスカット異世界××日目
青魔族転生まで後××日
異世界某所
『やっぱり、そういう事か!おまえら!』
【バサっ!】
『やりやがったなマスカット!僕を裏切るなんて、、、おまえら、、、明日から覚えて、、、、。』
『マスカット。おまえなんて事を』
「キューキューキュキュー!」
『泣いてんのかよ、、、。馬鹿野郎!オレだって泣きてーよ。異世界なのに、こんな悲しい思いするなんて、、、。』
「キューー!!」
『どのくらい泣いたかな?異世界で起きた悲しい気持ちはそのまま悲しいんだな。人間界の嫌な気持ちは減るのに。なぁマスカット!おまえオレの為にやったんだよな?おまえの行動無駄にしないよ。辛いけど。』
【ギーー!バタン!!】
「キッドうちのルートは?」
『ノーム!ルートは死んだ。やられたんだ。』
「そうかよ。それであったか?」
『ああ、あったぜこれだろ?』
「そうか!それなら死んだルートも浮かばれる。あいつは明日また転生してくるからな。問題無しだ。おまえらを信用してよかった。」
『あの池で渡すから池まで行こう。』
「わかった行こう、、」
【タッタッタッタッ】
『おいっ!マスカット、、、。いけるのか?』
「キュー!」
『今泣かないようにさっき泣いたんだろ?不意打ちなんて、クソがやる事なのに、、、くっ!行くぞマスカット!静かに近づいて一掃だ。』
「キュー。」
「ちょっと待てこのダンジョン死んだら1人でも死んだら、、、って、、、。」
【グサっ!】
「何しやがる、、おま、、」
『すまないノーム、、。』
【グサグサっグサグサ】
「なんで?2週間一緒に闘っ、、、」
『すまないリッカ、、。』
「裏切り、、、、、絶対許さない。」
『すまないシェリー、、、。』
『うぉーー!全員殺しちまった。』
「キュー、、、、、、。」
…ノーム私を信じてくれたのに。
…ノームだけが私を信じてみんなを説得してくれたのに、
…許してなんて、、、言えないよね。
…ごめんね。
…あの時、、上手くいくといいね。応援する。なんて、、言わなきゃよかった、、、。
…言わなきゃよかった。こんな事になるなら、、、、。
、、、、、、、、、、、、、、、。
、、、、、、、、、、、、、、、。
『そういえば、マスカットおまえなんで知ってる?』
『オレが××××××××の事を』
『おまえは誰だ?』
『おまえひょっとして、、、。』