25/534
6.2話
登校中色々考えた。
タニセンに、もうこんな、くだらない事やめましょうと言うか?
それとも初めから喧嘩ごしで行くか?
戦略こそ、勝利の鍵!
普通に戦っても勝てないのは知っている。
1番いい、自分が不利にならない、
ましてや、争いが起こらない方法で、
いい案がないか、考えていた。
ただ、シンの気持ちになってみたら、
自分だけ、あまり争いを立てず、
はい!今日からタニセン組を抜けて、お前守るから、
なんて言われた所で、
はぁ?
となるに決まってる。
そう。それはシンがタニセンに目をつけられる原因になった半分は多分オレにあるから。
そう、その話はかれこれ今から半年前に逆のぼる
シンとオレの昔話だ。