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ゴブリン魂  作者: チャー丸
第2章 キッド’s side story
228/534

86話(3/22挿し絵追加)




この日オレは予想だにしない展開に歴史が進む事をまだ電車に乗っているオレは知らない。


9:45


【××!×番線到着の電車は××行きです。】


…ついたな。


【♬ ♩ ♫】


電車の発車メロディが鳴る!


【××番線 ドアが閉まります。閉まる扉にご注意下さい!】


…んっーいい天気だな!


電車が居なくなったホームで、手を大の字に広げ大きく伸びをした。


…じゃあ行くか!


そして階段を降りて、改札に向かった。


…つーか××口改札ってどこだよ!


周りを見渡しても、よくわからない。


『すいません!』


「なんですか?」


『××口改札ってどこだか、わかります?』


「こっちじゃないと思うわよ。ホームの向こう側だと思う。」


「おーい!アキ!早くしないと結婚式遅れるぞ!新郎新婦が、遅刻なんて前代未聞だよ!」


ちょっと先にいる、彼氏が呼んでいる。


『今日結婚するんですか?』


「そうなの。でも寝坊しちゃって、またあの人に怒られちゃう。」


『そうですか?それはおめでとうございます。幸せになって下さい。』


「ありがとう。今すっごい幸せなんだ。じゃあね。」


そういうと旦那さんみたいな人と走って行った。


…いいな幸せそうで。


…世の中で、異世界に来る人なんて一握りなんだろうな。


…オレの周りは、異世界に来る特別なやつばかりだったからな、こうやって、周りを見ると、普通に幸せな人がたくさんいるんだな。


オレは走って行く女の人とその彼氏を眺めていた。


…本当に笑顔で、幸せそうだな。


…幸せを手放さず、幸せになって、間違ってもオレみたいに、異世界なんて来るなよ!


…はぁ、、。オレも幸せになりてぇーなー。


…どの結末がオレの最高の幸せか全然わかんねーや。


…目標は、ジュンとマイミの結婚式だけど、


…自分の幸せってなんだろな!


…鈴木さんと弁護士になり、未来を歩む事かやっぱり!


…じゃあ許してもらえなかった未来があった先に待つオレの幸せってなんだろうな。


…とりあえず鈴木さんを今考えるのはやめよう!だってライブあんなに楽しかったし。ライブの時は本当にあの場の音楽以外考えられなくなるくらい、楽しかった。


…楽しすぎて、何も嫌な事、未来から来てる事、みんなを救わなきゃいけない重圧、


…全部わすれてただの少年になってた。


…今日は今日の1日を楽しもうオレの為にも、ユッティの為にも!


…あんな楽しい事がたくさんあれば、傷は少しずつ癒えるのかもしんない!


…笑顔で忘れていければそれはそれで幸せだな。


そして、ホーム反対側に来た方に戻り、待ち合わせ改札の方へ向かった。


『ユッティ!お待たせ。』


「キッド遅いじゃん!」

挿絵(By みてみん)

『それよくみんなにも言われるんだけど、今日はまだ、集合時間10分前だよな?全然じゃね?』


「女の子待たせると死刑になるんだよ!」


『どんな法律だそりゃ!』


「知らないの?私が法律なんだよ。」


『どんなお嬢様だそりゃ。』


「いいの!待たせた分沢山付き合って貰うから買い物!」


『ユッティなめんなよ!最近体力あるからな。』


「私だって、ライブで飛び跳ねるように家でスクワットとかしてるんだから、負けないよ多分。」


『ライブにかける意気込みが半端ねー!ちょっと楽しみにして来たんだ今日!オレも救われに来た!』


「何から?」


『色々だよ。色々。ダチとして、沢山楽しませて欲しい。』


「ふーん。友達としてね。まっいっか?行こう!寝ても覚めても1日は待ってくれない!無限の彼方だよ、キッド!」


『さあ行くか?』


「やっぱりそこは、バズライトイヤーみたいに、さあ行くぞって言わないと。」


オレとユッティは、ショッピングモールを目指し歩き出した。


『ちょっと恥ずかしかった。』


「ははは。OKまっいいや、行こう。キッド私もう楽しいかも。」


前に回り、後ろ向きで、オレの顔を見ながら、後ろ歩きで歩いている。


『ユッティ底抜けに明るいな!オレとよく似てる気がする!性別は違うけど男なら、絶対マブダチになってるよ!』


「じゃあ女だったら?」


『ユッティ!下から上目遣いで見んなよ!どこでそんなもん覚えるんだよ?12歳だろ?』


「キッドだって、12じゃない!話そらしたなー。」


『そうだけどさ、、。』


「なんかね、他の同じクラスの男子よりキッドって大人っぽいよね。キスとかしたことあったりする?」


『おいー。いきなり直球だな!』


「なんとなくそんな気がして。」


『そんな気って?』


「キッドは私と一緒で、そういうキスとか経験ありそうな気がするなと思って。」


『ユッティ経験あんのかよ?』


「うん3人くらいとキスした事あるよ。好奇心無限大の頃でしょ今って?ちょっとしてみよーよって感じでしたけど、なんとも思わなかった!」


『なんとも思わねーなんて、あるのか?オレなんか、、、。いやなんでもない!』


「キッドここまでいったら言わなきゃ卑怯だよ。私も言ったじゃん。」


『あるよ!沢山!』


「沢山あるの?で、どうだった?」


『うーん。ドキドキして、脈が早くなって、脳が痺れた。』


「本に書いてあった事と同じ事言ってるー。なんでー私のはキスじゃないの?」


『ユッティ昼間から話す話じゃなくね?』


「中々でも話せる人いないじゃん?こういうの。やっぱりキッドは凄いよ!クラスの男子の誰より進んでる!話していて楽しい!自分のパズルが色々埋まっていく気がする。」


『ははは。変人って事かよ?』


「変人でも、なんでも私の今のお気に入りだからいーの!」


『オレユッティくらい直球な子初めてだわ!』


「それは褒めてるのかな?」


『いんじゃねー。そこはユッティのいいところだろ多分。自然と人を笑わせるなんてなかなか出来ないんだぜ?』


「ありがとっ!さあ着いたよ!どこから行こうかキッド。」


『オレは初めてだここ。エスコートしてくれよお嬢様。』


「全くしょうがないなぁ。」


『「ははは。」』


『行こう!』


「何?私が案内するんじゃないのー?待ってー。」


オレらはショッピングを満喫するため駆け出した。


やっぱりユッティといると笑顔になる!


楽しいと自然に思ってしまう。


鈴木さんといた時は勉強ばかりだったからか?


違うそうじゃない!


鈴木さんに合わせていた分がかなり多い!


新しい自分になろうとしていたから、あれは新しく目指していた自分なんだ!


今いる自分は、元々バイクに乗り回していた感覚の素の自分に近い感じでいれる!


間違っても、鈴木さんにお前バカだなぁなんて言えない!


それがユッティだと言えるんだ!


その違いなんだろうか?


波長を合わせに行く必要が無いんだ!ユッティは!


自然にいるだけで波長があっているそんな感じだ!


この感覚はバイク仲間の友達では、多く感じられた


異性でこの感覚を感じたのは初めてかもしれない。


そう思った!


そして、CD屋1つのヘッドホンでCDを視聴したり、お互いの頭に、ベレー帽被して大笑いしたり、美味い棒かじりながら歩いたりした。


やはり楽しかった。


好きとは違うと思う。


でも楽しいのだ。


不思議な感覚だ。


『腹減ったな!昼どうする?』


「吉牛でどう?」


『女で吉牛かよ!懐かしいなバイクで走った後さ、よく帰りがてらダチと、朝牛すると五臓六腑に染みるんだよー!寒い朝方食う吉牛が美味いんだこれ!』


「キッドバイク乗り回してるの?」


…いややべー普通に思い出話しちまった!


『いやいやいやいや、ジャイがそう言ってたんだよ!あいつバイク乗っててさ!』


「ふーん。まあいいや、食べよ!つゆだくが基本だよね?」


『ユッティわかってるねー!卵かける派?』


「もちろんかける派」


『さすがだねー。オレもかける派だけど、醤油かけてからかける派なんだよ!』


「卵かけご飯の牛丼バージョンそれ?」


『そんな感じ!』


「レアだね?それ。私もやってみようかな?」


『やってみ!まあまあいけるから!すいません大盛り、卵と、ユッティ並でいいの?』


「キッドが大盛りなら私も大盛りでいいよ!」


『マジ?じゃあ大盛り2つ!両方つゆだくと、卵も2つ。』


「お会計1220円です。」


『はい!2千円で、ユッティ!ここオレのおごりでいいや!』


「本当?ご飯男の人に奢ってもらうの初めて。」


『いやいや、フランス料理とかじゃなくて悪いな!』


「そんなのより、緊張しないで食べれる牛丼のとかの方がいいから全然いいよ!」


『オレより変わりもんだユッティ!』


「キッド大丈夫自覚してるから!」


『してるのかよ!ははは。まあDL99好きな小学生だもんな!』


「お待たせしました。大盛り2つ卵2つです。」


「キッド結構多いね!」


『やべーそういやー今日家で唐揚げトランプタワー祭りだった並にしとけばよかった!』


「何それ!いただきます!キッド食べきれなかったら食べて!」


『別にいいけど、関節キスになるけど、、、。』


「そっか、嫌ならじゃあ残すね。」


『いや、オレはそういうの気にしねーけど、女の子だったら付き合ってもいない男にそういうの嫌かなって思って、、、。』


「私も大丈夫!むしろ食べて。」


『いや、直球だなユッティ!でもな食えるのに残すのだけはダメだからな!』


「了解!2人で食べる牛丼って新鮮だね。」


『だな!ユッティといると全然疲れない!ただ楽しい!』


「何それ、、、。もう変な事言わないでよね!」



そして、食べ終えた。


「やばい私全部食べちゃった。苦しいよ。」


『オレでも結構キツイな!ナイスガッツユッティ!』


「全部食べたから太っちゃうよ!」


『じゃあさ、アイススケート行かね?なんか看板なかった?』


「あるよ!自分から誘うなんて相当自信あり?」


『ユッティ聞いて驚け!1回も無い!』


「ははは凄い自信はどこから来るのか?じゃあ早速いこうよ。私も食べた分消費しなきゃ。私が教えてあげる。」


『結構滑れるのか?ユッティは。』


「人並くらいかな」


『見てろよオレ運動神経いいから、すぐだよ!滑れるようになるのすぐ!』


「見ものだね!キッドが、人間カーリングみたいになるの。」


『ならねーよ!』


「『ははは。』」


『ちょっと食器返してくる。ユッティのも持って行くぞ。』


「うん。」


「楽しいな!ライブ以外でもこんなに楽しいなんて、、。」


『お待たせ。んっ?ユッティ今なんか言ったか?』


「何にも言ってないよ。じゃあ行こ!カロリー消費しないと。」


『ああ、唐揚げに向けて、オレも消費しとかないと。』


2人共、腹10分目まで、食べた重い体で立ち上がり、ショッピングモールの端に隣接してるスケート場を目指した。



そして到着し、靴を借りて初めてスケート靴を履いた。




「キッド歩ける?」


『めっちゃ歩きづらい!ユッティこれカクッて捻挫しそうだけど。』


「みんなそんなもんだよ。すぐ慣れるって。リング入るよ!」


『こんなもんはな気合いでな、、うわっ!!頭痛い』


この頭痛はあの頭痛じゃない!


簡単にいうと、自分は運動神経がいいから調子に乗った小学生が、


見事に氷に足をすくわれ、まるで、キャプテン翼のオーバーヘッドキックを、したかの、ごとく頭からいった頭痛だ。


そこまで回転してないが実際1番痛いのは背中だが。


「ナイスサマーソルトキック!」


『やべー超こえー!痛いし。』


完全に逃げ腰、引け腰になってしまった。


「もう、しょうがないなぁ!ほら両手」


『わりぃ。おっ、とっと、あぶねー!』


「キッド本当に運動神経いいの?」


『オレより、バスケ上手いやついねーんだって。体育しか脳がなかった人間だから!』


「そう?じゃあゆっくり引っ張るよ!」


『速えーってユッティ!おっ!くっ!わー!』


「きゃあー!」


『わりぃ巻き添え事故!』


「はははよくあるよくある。私も初めそんなんだった。ゆっくり行くよキッド!」


『絶対滑れるようになっ、、なっ、、なっ、、、ちょっ、、、うわっー!』


こんな感じで1時間が過ぎた!


『ユッティ大分滑れてんじゃねーオレ。』


「上手い上手い」


『手離すなよ。』


「ずっと側にいるでしょ。」


『ユッティもうちょっとスピード出して見ていいか?』


「いいけど。」


『よし!』


ひと蹴りした瞬間バランスを、失う。


『くっ、うわっ、わーあぶねー!』


不可抗力とは言え、ユッティに抱きついてしまった。


『悪りぃユッティ。おかけで転ばずにすんだ。』


【ドン!】


『痛えー。なんだよ、突き飛ばす事無いじゃん!痛いな。』


「あれっ、私なんで突き飛ばしたんだろ?なんだろこれ」


『ケツ痛いし。ハイっ』


起き上がるのにユッティに手を伸ばした。


ユッティも手を伸ばしながら、


なぜか伸ばした手を引っ込め、


「なんかちょっと変なの。1人で、滑って来ていい?」


そういうと1人でオレを置いて滑りに行ってしまった。


『なんだよ。見捨てんなよまだ上手くない、、って、、、いっ、、うわーいて!1人で立ち上がるのむずー。』


苦戦してたら、ユッティが1周して帰ってきた。


『ユッティ!起き上がるの難しいよ!て貸してよ!』


「うん!」


【ギュッ】


握った瞬間


「キャッ。」


離された。


『どうしたユッティ。巻き添えし過ぎて腕痛めたか?』


「何がなんだかなんだかわからないの。」


『なんだそりゃ。ユッティがらわからないもんオレがわかるわけないじゃん。怪我じゃないのかそりゃよかっ、、よかっ、た!ホラ立てたぞ!ユッティ!』


「キッド!違うとこ行かない?」


『マジで?やっと滑れそうになって来たのに?』


「なんだろ?アイススケートはもう無理かも!」


『なんだそりゃ!まあいいや、でも楽しかったから満足だな。足の裏痛えー。太ももガクガクだ!』


「先上がって靴脱いでるね!」


…なんか怒ってね?


…下手すぎて、楽しめなかったかな?


…悪いことしたな。


…じゃなきゃアレか?


オレも遅れて、上がり靴を履き替え、レンタルシューズを、返しショッピングモールを出たとこにある川沿いのベンチに座った。


『楽しかったな。これ手袋ありがとう。』


手袋を返すのに手が手に触れた


「ヒャッ。」


『どうしたよ?オレ下手過ぎて楽しめなかったか?』


「ううん。」


…間違いねぇ!


…自分が楽しみすぎてやっちまったパターンだ!これ!


『オレと、いても楽しくないか?』


「ううん。そんなこと無い。ただ自分でもよくわからないだけ。キッド、私のお父さんの話してよ。」


『ジャイが話した事で、全部だぞ。』


「もっと詳しく聞きたい!」


『そうか、じゃあ話すな。』


オレはその事故の時のセシルさんの気持ち、お父さん私達の事嫌いだよねってユッティから車内で言われて、初めて家族から、そう思われてると知りショックだった事、

仕事も、残業も全部家族が笑顔になる為に頑張っていったのに、やがて会話が無くなり、お弁当は千円札になり、仕事が生き甲斐になったのに、携帯のプロジェクトには失敗して、ユッティが自分のせいで死に、保険金が入ってきてもユッティは帰って来ないって毎日泣いていると、知ってる事を事細かに話した。


「キッド、キッドさ、」


…んっ?嫌な予感がする!


『ユッティ!』


「あなたもさ、ジャイと、」


…やべー!


『それ以上しゃべるな!』


「未来から来てるよね?」


『ユッティ馬鹿!台無しだ!』


【ブルブルゴソゴソ】


「何?リュックに動物でもいれてんの?」


『マジかー!終わった!やっぱ無理だったか?オレのせいだな!』


オレはゆっくりリュックサックのチャックを開けた!


カバンから本が光りながら勝手に飛び出し、


ロックかかってる本のロックが外れ


オレらの頭上でパラパラページがめくられ、


1ぺージ目が開いた状態で、

手を前に伸ばした手の上へゆっくり降りて来た!


「何、何、何これ?」


『これが、タイムスリップの正体だ。』


周りに何事だ!と、ヤジウマができ始める


ページの下に書いてある数字の3が立体的に飛び出て来てクルクル本の上で回り、2に変化して、本の中に沈んで行った。


『あーあーあー!やべーやっちまった』


「意味がわからないよキッド!」


そして、本はオレの手の上でまた閉じ、ロックがかかった。


「いやー、凄い手品だな!お金はここでいいのかな?」


『ジャイ!』


「今は他人のふりしろ!話は後だ!いやー凄い手品でしたね緑さん。!ハイ千円!緑さんじゃあ行きましょ。いいマジック見れましたね。」


そういうとジャイが、去っていく。


「なんだ手品か?」


そう言いながら周りのヤジウマが履けて行く!


「キッドこれって一体?」


『こうなってしまったら、話すしかないな!その前に謝らなければならないウソをかなりついていた。その事も全て話す。なんでウソをついて騙していたかも全て!3時間くらいかかるかもしれないけど、聞いてくれるか?』


「うん。話して。」


『わかった!じゃあオレが高校1年の時の話からだ、!』


オレは包み隠さずすべて話した!


異世界の仕組み。


オレが未来から来た事。


セシルさんとの出会い。


みんなとの出会い。


そしてジャイとの出会い。


鈴木さんや、優子とのプライベートな事も、


なんで、今回のユッティの作戦がこうなったのか。


ゆっくりわかるように話した。


昼2時だった、辺りはいつの間にか、

夕方になり、夜になる手前だった。


『というわけだ。これでもう隠してる事は無い騙していて悪かったユッティ。』


「鈴木さんは今でも好きなの?」


『好きだ!』


「それは彼女にした罪悪感じゃなくて、?」


『好きだ!』


「4年後!振られたらどうするの?」


『泣くかな、、、。』


「泣いてばかり、いる人生じゃん。キッド。ねぇ。私を小学生の子供みたいな目線で見てるの?」


『そんな事はない!ちゃんと同い年のユッティとしてちゃんと見てる!』


「はぁ、、、。初めて知った感情のせいで、鈴木さんが、今でも好きとかはっきり言われると、今は凄い辛いよキッド。今日はもう帰るね。」


『ユッティ!』


「大丈夫。作戦はちゃんとやるつもり、でもお願い今は1人で帰りたいの、。お願い追って来ないで。」


『ユッティ、、、。』


…おまえの気持ち気がついてた。


…あの時のオレを見てるようだったから。


…ユッティごめん。好きだって言ってやれなくて。


…気持ちわかっていながら応えてやれなくて。


…そんな軽い気持ちで言ったら4年後鈴木さんに会いに行った時、ユッティは必ず今より100万倍悲しい顔をすると思う。


…年月が経ては経つほど別れが辛いの実体験で経験して精神が崩壊するとこだったんだ、オレだって。


…そんなの、できるわけねーじゃんか!このオレが、


…鈴木さんの件が無ければ、ユッティだって一緒にいればいるほど多分オレがユッティの事好きになっていたと思う。


…めっちゃ居心地よかったから。


…そんな大好きになるような大事なユッティだからこそ、付き合えねーよ!


…オレがユッティが付き合って、4年後ユッティ捨てて、鈴木さんとより戻して見ろよ!


…ユッティ多分トラウマ背負って今度はユッティが異世界に行く事になるんじゃねーかな?


…オレが原因でそんな事させる訳ねーじゃん!


…あんなとこ行かない方がいんだ!


…これはオレの罰なのかもな!


…人にトラウマを与え、異世界に送ってしまったオレへの罰なんだ!


…辛えーなー!やっと少しずつ立ち直り始めてたのに。


…結局どう転んでも日にちが増す度にトラウマがデカくなる!


…また、泣かせちまった。


『こんなもんがあるから、』


オレはリュックから、スキルの本を出し川に向かい振りかぶった。


『投げらんねーよ。』


『投げられる訳ねーじゃんか!』


『ボロ雑巾になったってこれは、捨てらんねーよ。ごめんなオレみたいな最悪人間が生きてて、ごめんな優子、鈴木さん、ユッティ。ごめんな、、、、。』


オレはスキルの本を抱きしめ1人で川を見ながら少し泣いた。



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