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ゴブリン魂  作者: チャー丸
第2章 キッド’s side story
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50話



1組2組合同体育だから、人も多かった!


『先にCコートになるのうちらだな!』


「何回勝てばシオンヌ達来る?」


「5回かな?」


『いいハンデだろ?』


と思い勝ち抜いていたが、シオンヌ達が一向に回ってこない!


『あのアホ!わざと負けるの嫌いで負けらんないんじゃね?』


「Cコートじゃないけど、うちらが負けて向こうのコートに行くしかないよ。」


『ったく馬鹿だなあいつ!熱血スポーツマンかよ!光、響、不戦勝でいいから早く向こう行くぞ。』


そんなこんなでシオンヌ達が10回勝ち抜いて、休憩に入りコートがまた変わり、勝ち抜いている所にうちらがやっと、シオンヌ達と試合する時には6時間目が終わる15分前になっていた。


『待たせたな!そんな体で勝てると思ってんのか?』


「ウォーミングアップは、済んでる大丈夫だ!」


ついに因縁の球技大会のリベンジマッチが開催される!


あまりのレベルの高さゆえ、他の生徒がうちらのコートに見学に集まりだした。


そして試合が、開始された!


シオンヌにオレが、マークにつく事により互角の戦いで、延長5回目の表のオレらの攻撃だった!


『光、体力がやべー!そろそろ決めに行くぞ!』


「わかってる。」


シオンヌにボールを投げ、返って来た!


光がいいとこにマークを、外し動いている!


…ワンツーでレイアップでいける!


『光!』


オレのパスは光には通った!


そして、ゴール下にダッシュした!


もちろんオレらのコンビネーションは完璧だどうして欲しいかバスケでこの3人なら言葉なんかいらない!


絶妙なタイミングでボールが光から返って来る!


…取って、2歩でレイアップ!


もうボールが、ゴールに入るイメージが湧いていた!


しかし長い手が、伸びて来た!


…シオンヌ!


「残念!読んでいた。そう来ると。」


見事パスカットされて、


シオンヌ達の攻撃に移る!


『やべー!これ決められたら、終わりだぞ。』


「わかってる!」


光が、パスを取られた事を気にしてる雰囲気だった。


シオンヌが、オレにボールを投げて

また戻り5回の裏が始まった。


…くっそマジ負けたくねー!


シオンヌの、ドリブルに必死にガードについた。


シオンヌはオレをみたまま、目線を変えずなか右にパスを回す!


…こいつ、ノールックパスもすんのか?


ボールがどんどんゴールの側に寄っていく。


最後、シオンヌにボールが戻り、シオンヌが勝負を決めに高く飛んだ!


「させない!」


光がブロックしに行った。


『光!ダメだシュート中は!』


無理に押した感じになり2人共たおれて笛がなる!


バスケットカウントワンスローだ。


光がシオンヌに乗り倒れてる。


押し倒した感じと言えばいいのか。そんな感じだった。


「ごめん、詩音さん大丈夫?」


光がシオンヌを抱き起こした。


「ガッツのあるいいブロックだった。痛っ!」


「詩音さん。足。」


「ちょっとくじいただけだ!」


「保健室に行く?」


「光君!見ててくれ私もガッツを見せる!」


光に支えられ!フリスローの場所に立った


「木戸見とけ!これが決まったら光君から貰ったガッツで叫んでやる!」


…何をだよ!


…女子バスケ部なめんなよってか?


…確かにつえーよ!シオンヌ!


…認めるよ!


シオンヌが足をくじいた状態で、

ジャンプ無しでボールを投げた!


そのボールが、放物線を描き


パスっとゴールにすいよせられた!


「光君!!3年前からずっと好きでしたーーー!!!」


…あのアホ!言うってまさかここでかよ!


…伝説残しやがった!


…鈴木さんでも出来ねーことやりやがった!


シオンヌのそばにオレら4人が集まる


鈴木さんも走って来た。


「光君。これ!今年の分の大好きの紙、、、。」


「さっきの子じゃないってわかってた。授業中、字見たらいつも見てる大好きと字が違うから、、。ごめんずっと気がつかないで、、。オレも2年前から恋してました。ずっと会いたかったよ!詩音さん。この字を書いた人に!」


シオンヌが、嬉し泣きしていた。


『よく言った!まさかここは無いとは思ったけど、すげーな!シオンヌ』


「詩音さん。おめでとう。」


「2人ともありがとう。バスケもバレンタインも2人の、おかげで最高だった。」


そして、なぜか主犯格とされた、オレは先生に呼び出しされ、怒られ、


光は保健室までシオンヌを連れて行き、伝説のバレンタイン3on3は何10年も、語り継がれる伝説になった。




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