19.1話(挿し絵タイトル3/25追加)
金曜日 AM 2:00
ついに異世界も今日から二桁突入!
今日で10日目迎えた。
今日も砂漠の夜の学校の屋上に来た。
『マイ!オレは今日で異世界を終らせようと思ってる。』
『ジュン君にも、シン君にも辛いかもしれないけど頑張ろう。』
『あー!一緒について来てくれ。』
今日も赤いお月様が横から移動してくる。
『神様。シンの事は知ってますか?』
““““知っておる。ジュンおまえが赤魔族として、異世界に来たのは、シンが死ぬのが決まっていたからだ。初めの頃言ったであろう、赤魔族は殺人、もしくは殺人に関与したのみがなると。””””
…そうか、、、。
…みんなのトラウマを作ったからじゃなくて、シンが、死んだ原因にオレが入っていたからか。
『神様、最後に1つお願いいいでしょうか?』
““““言ってみなさい。””””
オレは自分の考えを、作戦を神様に話した。
『せめて、これくらいしかできませんが、やってあげたいんです。』
““““ジュンの心意気はわかった。ただ、やはり、私は神、神に頼みごとをするならそれなりの対価が、必要だ。今回のお願いの場合星3から5に引き上げでどうだ?とはいえ、もう、星5にした所でプレイヤーはほぼいないから、ラッキーな対価といえる。
どうする?ジュンよ。””””
『わかりました。その条件飲みます。』
マイがオレの隣でギュッと、手を握っていた。
““““了解した。では異世界の3時間後に願いを叶える。この3時間後はこちらも簡単にできるわけではないのだ、わかったな。3時間後ジュンの仲間のプレイヤーの村の池の前に来い!ジュンは今日から、どんなに、感謝されても、ジュンは星5から下がらない体になった!
しかし恨みを買えば星6はすぐそこだ。気をつけるのだぞ。
見よジュン!これが星5の月だ!””””
どす黒く、まさに憎悪を絵に描いたような月になった。
““““今日は願いを叶えたから、マイミの質問は無しだ。頑張るのだこの先に試練があろうともおまえ達2人なら、乗り越えられるであろう。
では、ジュン、マイミよ。わかったなら
2人共今日の月の色と大きさを忘れるでないぞ。ゆけ、異世界の改心の旅へ””””
今日も地面が黒いブラックホールに飲み込まれいつも通り、異世界落ちて行った。
これから、異世界10日目の旅が始まる!