裏17.6話
〜〜〜〜シン's side story〜〜〜〜
カナを殺す為に手を上げたプレイヤーの首に弓が刺さる!
「ギャッー!!」
「なんだ?どこだ?」
僕と喋っていた奴と多分後ろで牽制していや奴も全員矢の射撃先を見ていた。
…今しかない!
「ハーッ!」
僕は目の前のやつの動きを止めた!
止めたまま、カナを刺そうとしてたやつの、腹を真っ二つに割いて、カナの手を握り!
もう1つの出口に向かい走り出した。
当然、数m離れるとストップ魔法も届かない!
牽制していたやつも僕と話をしていたやつも勿論怒りをむき出しにして追ってくる!
「グァッ。」
「シンさん!」
その途中追ってくる奴のボーガンが足に刺さり、僕だけ転んでしまった。
僕はすかさず回復魔法で、回復魔法させ、後ろを振り向いた!
もうやつらがすぐそばまで来ていた!
そのうちの1人は後1秒で、ボーガンを撃つそんな感じだった。
考えてる暇もなかった。
出来るかわからないが、5人全員が側まで来ていたので一か八か空間範囲で全員を止めようと試みた!
「ハーッ!」
…まずい!疲労感が半端無い!
「カナ!数秒しか止められない!少し離れてオレごと頼む!!それしかない」
「シンさん、、、。」
「いけーー!!もう持たない!!」
カナが離れて行った、、、。
…よしっ!
カナがこっちに魔法を撃つべく手を伸ばしている!
…もう限界だ!
「、、、すいません、、、ダメです、、、。仲間が死ぬと、、、わかっていると、、、ミッキーを、、、殺してしまった、、、トラウマで、、
、魔法が、、、、でません。」
「クッ!そんな、、、。」
「やってくれたな!おりゃ!!」
「痛い、、。痛いな、、、。カナにも無理な頼みを、してしまった。グハッ」
「ボムで、、死ぬより、、辛いな、、、、。みんなすまない、、、。せめてカナ逃げてくれ、、、、。」
弱々しい声はカナにすら、聞こえたか、わからない。
意識が遠くなり僕は初めて惨殺された。