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ゴブリン魂  作者: チャー丸
異世界2日目
12/534

3.3話(1/26挿し絵追加)

これは爆発音だ。


…だれか戦ってるのか?


…そういえば昨日オレを殺したパーティの奴らも象は苦戦したって言ってたな。


…やっぱりモンスターはいるんだ!


…オレみたいなやつもいるんじゃないかきっと。


そう思ったら足も自然と軽くなる、その爆発現場に急いだ。


…後500mくらいだな。待ってろ!






その頃その戦闘現場では、



「わー。敵だ敵だ ユイがやっつけてもいい?」


「いいよ。やりなよ。」


『キーキー』


「このゴブリン腕輪で防御するばかりで、全然戦ってこないよ。ユイでも楽勝だね。」


『キーキー。キー!!』


「なんかキーキーいってるじゃん。ダルっ!早くやっつけちゃいなよ。私この戦闘終わったら、疲れたからちょっと休憩!ムチって武器結構疲れんのよね。」


「ミズー。休むの?じゃあ私もこのバトルが終わったら、休もうかな?カナは?」


「私もみんなに合わせるよ。さっき覚えたての、アルティメットボムの技使ってMP無いし。」


「了解!じゃあここはユイがいっくねー。」

挿絵(By みてみん)


やっとちょっとした崖下に戦場が見えた!


ゴブリンらしきのと女パーティ3人で戦闘している。



…同じゴブリンじゃないか?



『辞めて、私別に戦いたくないの。』


「二人共みててね。新しい技覚えたんだー。スパイラルスラッシュ!」


『ギャッーー。痛い。』


…やっぱり人間には声は聞こえないのか?


目の前で違うゴブリンが殺されかけている!!


そのまま、黙って見過ごす訳にはいかない!


『ちょっと待てー。』


…見つかった!


…でもしょうがない!こちらに引きつけて、あのゴブリンを、なんとか逃がさないと、、。


「ミズーもう1匹いるよ!今日は大量だね、とりあえずこっちのやっつけとくね。えぃ!」


女剣士の剣がゴブリンの首筋に刺さる。


『ギャー!あなたは逃げて』


そう言うとゴブリンは消えて宝石になった。


…ちくしょー初めて見つけた同士だったのに。


…色色聞きたい事あったのに。


…助けられなかった、、。



…とりあえず、このまま戦闘したら昨日の二の舞だな!逃げるしかないな!


オレは危険を察知し、森の方へ体を向けた。



「カナー!ゴブリン逃げるよ。足止め魔法なんとかならない!」



「無理だよー。MP使って体がもヘトヘトだしー。薬も空だしー。ミズーのムチで届かない?」


「無理!あれだけ遠いのは。チッ!ダルっ!諦めるしかないかな?」


そう話している時だった。

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