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ゴブリン魂  作者: チャー丸
異世界8日目
115/534

15.55話



やっと、池まで着いた!


『懐かしいな!』


「ジュン君!ここに転生されてきたんだっけ?」


『そうだよ!ここで池に顔を写して絶句した。』


「ジュン君らしいわね。」


『あったよーー!!この木!』


マイが埋めたと思われる木の下にいる!


みんなその木の周りに集まった!


マイが1人で掘り始めた!


…やっぱりこの木か!


…異世界に来て1番先にオレをのしたやつだな!


…ウドの大木野郎!今日は1人じゃねんだからな。借り返してやろうかな。


横にいたカズキを指でつついた!


「どうした?ジュン!」


『あのさ、その大剣でさ、この大木ぶった斬れるか?』


「はぁ?なんでだよ?ってか無理だろ斧じゃないし、出来たとしても大剣傷むから普通に嫌だよ!なんかあんのかこの木に。」


『この異世界に初めて転生して来た時さ、夢だと思ったんだよ。だから頭からこの木に突っ込んで何時間か、気絶したんだ!』


「はーはははは、はははははは、おまえ馬鹿だろ?それで木に仕返しすんの?馬鹿だねー!」


「ちょっとどうしたの?」


「ジュンがさ、この異世界に来た時、夢だと思って頭からこの木に突っ込んだらしい!で気絶したんだと!それで、今日オレにこの木、大剣で斬ってくれって!アホだろ?オレ腹痛いよ!」


みんなに笑われた。


『そーいやージュン君そんな事前に言ってたよね。』


『あー!痛くしたら、夢から覚めるかなって。自分が、ゴブリンになってたら、みんな同じ事するだろ?』


『「しない!しない!」』


『みんなそんな口合わせなくていいから!』


そんな話をしていたら、マイが手を止め起き上がる


『あったー!あったけど、まだ何か下にある!なんだこれ?』


掘って出て来た本の下に更に何か埋まってる感じだった。


『どうしようか?』


「マイミさん後は僕達がやるよ、カズキ手伝って。」


『あいよ!』


シンとカズキ2人で続きを掘りにいき、交代でマイが本を持って帰って来た。


みんなで本見てみる。


『やっぱりなんか数字書いてあるでしょ。』


…なんだこれ?


…D25≧1←→1、、、?


…なんだこの暗号みたいのは?


『なんだこれ意味がさっぱりわからん!』


『ちょっと待って、これ私が見た時、間違いなく25じゃなかった!40か50だったと思う!右左の矢印も無かったと思う!』


『なんかわかる人いる?』


みんなさっぱりらしい!


「っていうかそのDってなんだろね?」


「ダイヤモンド?宝石かな?」


「デーモンとか?ダークとか?」


…なんだこれ?


…数字が減るのとなんか共通してんのかな?


…減る、、、。


…減る。


…減少、、、。


…んーなんだ!


その時!


『これDってデットじゃね?』


『デットって死か?』


『あーそうだ!もしくはダイのDだ!』


『何かが死ぬってことかな?モンスターかな?』


「これ!プレイヤーの数じゃないかしら?マイちゃんが見た時、40か50だったんでしょ?

それから、グロック達がみんな死んでもし、50だったら、それで、30になるじゃない?

で、モンスターに殺されたプレイヤーが5人いたら、25に減りそうじゃないかしら?」


『「おーー!!!」』


『さすが、アキねぇと呼ばれるだけある!』


「いや、別に褒めても何も出ないわよ。」


シンとカズキが何か持って戻って来た!


「みんな、お待ちどー。カツカレーだよ!」


『はっ?』


「ジュン!おまえにはギャグってもんが、わからないのか?冗談だ冗談!みんな宝箱が、出て来たぞ!」


「なんか怪しくない?ユイ嫌な予感する。」


「マジか?そういう系か?まぁ意味わかんないスキルの下にあった宝箱だからな。可能性は無くはないな。」


『どうするか?』


「いきなりガブリはシャレにならんな!プレイヤーは全員無しだな!死んだら終わりだから!」


『いやいや、赤魔族のオレらも、痛いからやだよ!』


その話の流れで視線が1人に集中する!


『あっ!何?オレしかいない的な流れね。やるよやりますよ。骨だけど、噛まれると痛いんだぞ!』


『キッドまかせたぞ!』

『キッド頑張れ!』

「キッド頑張れ!なんかあったら私がストップかけてあげるから大丈夫!」

「キッド!みんなの為だ」

「キッドガンバ!」

「ユイと一緒に、後ろで応援してるね。」

「キッド頑張れ!」

「キッド君!気をつけて。」

「おらー!キッドみんなおまえに期待してるぞ!行けスカスカキッド!」


『おいー!こう言うの死亡フラグって言うんだぜ!もうどうなっても知らねーからな!えい!』


【ボワン!】


『マジかーー?爆弾かよーーー!!』


「いや!違うぜ!煙だけだ!」


『中になんか入ってるぞ。』


キッドが何か持って来た!


『これ、スキルの本じゃね?』


キッドが更に2冊持って来た!


よく見ると、片方は2冊が、なんか意味深な紐で1冊に結ばれている!


『とりあえず3つ並べて見るか?』


とりあえず3つ並べてみたが、紐で縛ってある本の上に滅と書いてあってやたら、気持ち悪い!


『これが、魔族長の言ってた、スキルの本だよな?』


「ジュン!5冊って言って無かったっけ?」


『確かに!4冊しかないな!1冊を選ばなきゃいけないって言ってたけど、どう言う事だろう?』


「1つ覚えたら、あと全部は白紙になるとかかな?」


「いやいや、1つ開いた瞬間に残り燃えるとかかもよ!」


『とりあえず3つ比べてみよう!1つ目がさっき話をしていたこれだ。

D25≧1←→1のスキル本!

条件 条件が揃い次第魔族1人のみ

発動効果 起動したら永遠!』


『魔族のみしか覚えらんないスキルなんだね。』


『で次がこれな。

R4 R96 R2976 R35064

条件 いつでも誰でも1人のみ

発動条件 各1回のみ 人間界のみで使用可』


『これ!これ!人間界でスキル使えるようになるのか?これマジ半端なくねー!』


キッドが興奮してる。


『まぁ色々話たいだろうけどとりあえず次な、次はこれ

2冊が1つに結ばれている本

正面に滅と書いてあるのみ!

あっ!横に上、下って書いてある!

他は書いてないな!ひっくり返しても何も無い!そんな感じだ!

下に、ミズ大好き愛してました。ルート!岸辺大ってメッセージがめっちゃ小さく書いてあるぜ。』


「ミズってミズーかな?」


『どうかな?でも、随分古い字だなぁ。かなり前にかかれた字かもしれないな。』


「なぁ!4つ持って1人が1つずつ、覚えたらよくね?」


「多分無理だと思うよ?なんとなくだけど。そういうのはできないと思う」


「リン!そりゃ、霊感か何かか?」


「いやなんとなくさ、私達が魔族長の調べてきたの聞いたのも何か決まっていたんだと思う、それにマイさんが、この1冊だけ拾って、宝箱の上に埋めるなんて、出来過ぎてるじゃない!

1冊だけ落ちてる自体変だし。

だから、私達はここに来るべきしてみんなで、来たのよ。

だから、多分1冊っていうのは絶対で、

それで多分!ここから、なんの本を選ぶかで大きく未来が変わるんじゃないかな?」


そんな話をしてたら体が光出す。


『ヤバい後1時間しかないぞ!早く決めよう!アキねぇ頼む!』


「はいはーい!ハー!」


『アキねぇいつもすまない!』


「全然いいよ!」


『じゃあ続きだ!みんなどうする?ってか?スキルに余裕があるのは何人いる?』


余裕のあるみんなが手をあげる


『アキねぇ、シン、セシルさん以外か。』


『このRってなんだろうな?』


キッドがやたら、このスキルに興味深々だ。


『キッドこれがいいのか?』


『あー!オレはこれにビビっと来た!もしこれにするならオレに任せて欲しい。でもどんな結果でも、みんなに従う!』


オレらは30分近く議論した。


2回目のオレの体が光った時、やっと決まった!




『ちょっとスキル使うから待っててくれ!ハー!!』


体の赤い光消しも慣れたものだ


『よし!みんなこれでいんだな?』


みんなが頷いている!


『後でどうなっても文句無しな!』


みんなが納得し頷いた!


ヨシ!そう言ってオレはその1冊に絞り立ち上がった。



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