15.3話
青魔族のみんなが待ってる!
そう言われ、みんなと魔族村に向かい歩いていた!。
『ジュン!あのプレイヤーに負けそうになってたのかよ!』
『あー!いけると思ったんだけどな。1人の力なんてこんなもんかと思い知らされた!』
『ハハハ。まぁ、オレなら、魔法使えるから多分負けなかったけどな!』
『ってか、まだ、ファイアーで氷出して恥ずかしくねーの?』
『ジュン!そこつっこんじゃダメじゃね?』
みんなの笑い声が聞こえる。
『そーいやさ、ここにいるプレイヤーも全員トラウマ持ってるのかな?』
ちょっと空気を読めない発言だったかもしれない!
プレイヤー同士でみんな顔を見渡して
さっきまでの和やかな空気が、少し曇る。
「多分みんなあると思う。少なくとも、ユイはあるから、ここに来たのかな。来た時はあったが正解かな。」
「自分でなんとか出来ないから、皆突破口がここなら、見つかるような気がしてるのは皆一緒な気がするよ。私はもう解決できだけどね。」
『そうですねセシルさん。他のみんなも空気悪くして悪かった!ちょっとデリカシー無かった!』
まだまだ、なんかオレの発言で気まずい雰囲気が残っていた。
「私も今でこそ普通だが、異世界の存在に救われた口の人間の1人なんで。救って貰ったが1番あう言葉ですかね。」
…そうか。セシルさんでもそうなんだな。
…やっぱ、みんなそうなんだよな。
…普通の人のいない異世界だもんな。
…みんな何かしら苦しみもがいてるんだ!
…今度はオレがみんなの苦しみを救ってあげたいな。
『なぁ。ちょっとみんな、ジュンも一緒に聞いてくれ。』
「どうしたの?キッド。」
『オレと、ジュン、マイミ、アキねぇの4人は、みんな、この異世界を終わらせる為に協力して動いていたんだよな。
その為に、シンの魔法アスピルを覚えて、苦しまずプレイヤーを倒して、人間界に戻す!
そう言う計画でやってきたじゃんか。』
「それで、僕の部屋で魔法覚えに来てたのか?」
『あー!そうだ!あの時は、アキねぇも、まだ人に慣れてなくて、オレは、シーツを、被って、一緒に村に行ったんだ!!』
「私!その姿見た!私と握手したでしょ?でも腕は人間だったよ。」
『あー!カナに会った時は体の一部分を変えるスキルで、腕だけ、変えてより人間らしく行こうってことで、あーなったんだ!』
「そうなんだ。全然わからなかったよ。」
『みんな、感動のご対面の話の最中で、悪いんだけど、つい何日か前、新しいプレイヤーは、増えない契約をジュンが神様と、したじゃんか?
みんなはプレイヤーが増えてないの知ってたか?』
「いや、全然!!」
『そうか、、。まあ、そのプレイヤーが増えないように神様とジュンが契約したのは、プレイヤーがどんどん増えたら、いくら毎日プレイヤーを倒して、人間界に帰してたって、無理だろって事で、ジュンが神様と契約して来たんだよ。』
みんなが、キッドの話に聞き入っている。
『そんな契約したから、ジュンは星3から、どんな感謝されても減らなくなった、まあそれはジュンが、決めた事だから、いんだけどさ、
じゃあ、シン!』
キッドがシンを、見てる。
『いずれ、オレらがプレイヤーを全部倒して行ったら、最後みんなだけ、残り、最後みんなをアスピルで人間界に帰していくじゃんか?
でもシンは死んでも異世界に、またプレイヤーとして次の日復活すんだろ?じゃあ一生クリア出来ないんじゃね?』
『確かに!』
「僕のせいなのか?」
『いや、シンのせいじゃないけど、そこの問題をなんとかしないと話が進まない気がしてさ。』
マイが何か思い出したように口を開く
『そういえば、プレイヤーを全部倒すって前、ジュン君言ってたけど、もう1つ、プレイヤーが魔王を倒しても異世界を終わらせられるって言ってなかったっけ?』
『そうだ!確か、神様か、誰かに言われた気がする!』
『ジュン君は魔王とか何か知ってるの?』
『さっぱりだ!プレイヤーのみんなこそ、何か知らないか?』
みんなが目を合わせてるが、誰も一言も口を開かないということは情報は無いようだ。
『じゃあ!うちらの、今後の行動は、シンを、人間界に帰す為に情報の協力と、魔王についての情報集めになりそうだな。
セシル組プレイヤーは、今後魔族と話す事も増えるはず、
シンか、アキねぇから、言葉が通じるスキルを覚えてくれ。
言葉が通じてないのはいるのか?』
回復補助魔法3人組だけ手が上がった!
『じゃあ3人もスキルの余裕があればどちらかから借りて覚えるの頼む!
今後、うちら魔族一家はLINEでも、情報を共有して行こうと思うんだけど、何か問題があるやつはいるか?』
「なんで魔族一家なんだよ?オレらは、プレイヤーだぞ!」
『今のグループLINEの名前が魔族一家だからだ!
カズキ大丈夫!プレイヤーのアキねぇも、もう既に魔族一家LINEに入会済みだ!なんの問題も無い!』
「ちげーよ。モチベーションの問題だ!」
『カズキおまえなんて、オレやキッドみたいに、モンスターになれないんだから、名前だけでもモンスターの気分味わえて、丁度いいだろ?』
「別になりたくねーし!あー!もう反抗してんのが、馬鹿らしくなった!なんでもいいや!それでいい!!」
『じゃあ、これオレのLINEのIDだから、簡単だから、覚えて申請して。』
みんなが覚えている。
「ってか、ジュンさん、モンスターが、LINEとか、喋ってる自体違和感が凄くてギャップが面白い!」
『カナ、それ前、アキねぇにも同じ事言われたよ。なあ。アキねぇ?』
「ハハハ。みんなやっぱりそう思うのよ。」
「だよねー!」
『じゃあみんな、色々トラウマとかあるかもしれないけど、これからは、人間界も繋がれる人だけ、繋がって行く方向で!!
後、異世界の時間は経った4時間だから、これからはその、4時間大事にして行こう!』
みんなが頷いている!
「ジュンって、仕切り始めるとやたら、カッコいんだよなー!なんだろなゴブリンのくせに!」
「だよねー。グロックと戦って、みんなに指示だしてるときのジュンさん!ちょっとカッコいいって、ユイも思ったかもー!」
『そうなんだよなー!なんか仕切り始めるとリーダー感半端ないんだよ!さっき泣いてた卒業式の、アホジュンに見せてやりたいよなー!』
「ハハハ、みんな大好きとか言ってなかったか?」
恥ずかしすぎて、顔から火がでそうだ!
「ちょっとみんな、ジュンが下向いてるよ!」
「いんだよ!シン!こいつは、カッコつけだから、ほらジュン!また、泣き虫ジュンただいま帰りましたって、また言ってみな、、。ははは。」
「ホントだよねー。同一人物いやいや、同一ゴブリンとは思えないよねー。」
「カナあまり、いじめちゃ、だめだって、ジュンさん。ユイ達みんな、大好きなんだから。フフフ。」
みんなが、笑いを必死に、こらえている!
『みんな、言いたい事はそれだけかー!!』
「おー!顔が赤いゴブリンが、怒った!みんな逃げろー!」
『ジュン、顔が赤く光ってるぞ!』
『おまえらが馬鹿にしたから、赤くなっただけだ!』
マイだけが後ろにいた。
『みんなホント素敵な人だね。』
『だな!』
『私もみんなに聞きたい事があったの。聞いてもいいかな?』
『おー!聞いちゃえ聞いちゃえ!』
『わかった。』
マイが、大きく息を吸った。
『みんなーーー!』
カズキ、キッドを先頭に逃げて走った仲間が、立ち止まり、みんながどうした?って顔でマイを見ている
『ジュン君!聞くよ!』
『別にみんな仲間だろ?小声でオレに許可とらなくて、いいから。』
『わかった!』
マイがもう1度息を吸い込んだ!
『みんなーーーー!ラインって、なーーにーーー?』
…そうそうLINEって、、、
『「えっ?」』
『「えっーーーー!!!!」』