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人生

作者: 足立 ちせ




我 風となりて


流るる時に逆らわず


地に影落とすことはなし


光貫き木立ちを揺らし


通りしものには平穏を


我は(まこと)の夢をみる


天を染めし星々を


音せず秘めた花はひらく


運命(さだめ)のままに()





静かな自然の中を、一筋の風が吹き抜けてゆく。

時と共に、姿をみせることもなく。

ときに激しく、ときにそよそよと。

自由奔放に、吹き抜ける。


風は夢をみる。

天を埋めるあの美しい星々の中に飛び込んだらどんなに気持ちがいいだろうかと。

そんな(かぜ)に、可憐な一輪の花は言う。


運命に任せなさい、と。







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