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フォームチェンジング  作者: 明 印名
抗えない力
8/19

8話

さて、どのくらいの時間が経ったのだろう。

主観的には4時間位だろうと思うが、脱出を試みた前と違い、今は布団ですまき状態にされていて、自分で動くことすら出来ずにいた。

やはり穴の中は、先ほどと同じで周りは真っ暗闇である。覚醒したはずの倫の意識はゆっくりと落ちていった。



それから数時間後、倫が気が付くと先ほどのスキルが使えず服は解除されていた。ただ腕にはフォームウォッチが嵌められたままになっていた。兎に角今の自分の状態を知る為にはフォームウォッチが無いと出来ない為、天の声が状態チェックをやれと言っていたのを覚えていた。


チェックをしろと言った天の声本人は、また黙り込んでしまいウンともスンとも言わなくなっていた。






よく眠れて頭もスッキリだなと、どこかズレたような思考をし、取り敢えずは基地から脱出を考える事にした。


流石にいつまでもすまき状態では何も出来ない為、取り敢えずウネウネと身体を動かしながらす巻き状態の布団から這い出る事に成功した。そして、徐に先程の服を呼び出し装着|(着る)事に成功した。



次の瞬間倫は壁に向かいインプラントボムを炸裂させた。しかし、先程(数時間前の時)とは違い今度は反対側の面に向かって炸裂させた。原始的ではあるが普通は地面を掘って逃げる何て考えるはずが無いので才能無駄遣いと揶揄されるかもしれないが、そうやって逃げる事にした。










炸裂させ続ける事、3時間強ようやく頭が地上に出たのである。やっと帰れる!と思い土から這い出るとそこは見たことが無い場所だった。

まだ昼のようで太陽は空にあるが、周りには背の高いビルがみっちりとあった。自分が住んでいたのは、都会とまでは往かないが田舎でもない普通の都市であるだが、周りを見てもビル群しか見えず今出てきた土の中からじゃ想像もつかない世界が続いていた。


何だか空も白んでかすんでいる、お世辞にも空気が澄んでいるとは言えない空の色だった。

冒険というかやっと外の空気を入れれました。まだまだ物語は始まったばかりですが、感想など受け付けております。一話が短いなどは申し訳ありません努力してますが、私の限界の長さとなってます。よろしくお願い致します

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