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気になる蘭子は止まらない  作者: きら
ゴールデンウィークって何だ?

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21/86

peaceful afternoon

 四人は一旦それぞれの部屋に向かった。


 この屋敷は縦長の長方形になっており、さっきまで居た玄関はいわゆる短辺側にある。

そこから真っ直ぐ奥に向かって赤絨毯の廊下が続き、奥に見えた扉の向こうに広い食堂があるらしい。

そして、食堂の手前には左右の壁に向かってそれぞれ階段があり、そこから二階の廊下へ上がることができる。


 二階の廊下は長辺側の左右に分かれており、それぞれの廊下から一階の赤い絨毯を見下ろせる吹き抜けの作りになっていた。

一階の廊下で見た太い柱は、二階の廊下の支えとなっているようだ。

 ちなみに玄関から食堂側を見て、二階の右側は男子部屋、左側は女子部屋と分けられており、葵はタカヤの隣部屋、静香は蘭子の隣部屋へと入って行った。


 しばらくして食堂に集まった四人は、大きな木目のテーブルを囲み、キッチンから漂うリンゴとシナモンの良い匂いを感じていた。

オーナーの鼻歌と一緒に、お皿のカチャカチャという音が聞こえてくる。


「すげー……こんな所本当にあるんだ」


 葵は、食堂を見渡しながら感動していた。

何本もの蝋燭を模して作られたランプが上から部屋を照らし、優しいオレンジ色の灯りが部屋を包んでいる。

 隅に置かれている骨董品の品々も、この灯りに照らされて、時が戻ったかのように、ただ静かに存在を輝かせていた。

こんなに薄暗い部屋でも、ランプの灯りだけでこんなにも上品な雰囲気を演出できることに驚いて、非日常感を感じずにはいられなかったのだ。

「とても良いところね。想像していた以上だわ」

静香も部屋の雰囲気にのまれてうっとりしている。

「ここは、わたし達の住んでいる城によく似ているんだ」

「城よりも小さい建物だが、雰囲気がそっくりだから、つい寛いでしまうがな」

蘭子とタカヤにとっても居心地がいいらしい。


 そんな雑談をしていると、頭にバンダナを被ったオーナーが、ニコニコしながら焼きたてのアップルパイを運んできた。

「さあ召し上がれ。特製アップルパイよ」

ほんのり焦げ目の入ったツヤツヤの生地が芸術品のような網目模様になっていて、よだれが出そうなくらい良い匂いがしている。

 テーブルの真ん中に重ねて準備されていた青色で草花の模様が入ったアンティークな小皿をテーブルに並べると、オーナーはアップルパイを人数分に切り分け、それぞれの小皿に置いてくれた。

「やったー! オーナーのアップルパイ、世界一!」

蘭子はその中でも一番喜んでいるように見えた。

本当に大好きなのだろう。

蘭子の喜びようを見ながら、葵は早速一口大に切ったアップルパイを口に運ぶ。


 「……これ。マジでうまっ!」


 食べた瞬間、ほっぺが落ちるような感覚と、とろけるような甘さが広がった。


「すごい、りんごの香りが優しい……」


 静香も口を押さえながら感動している。

シナモン量や焼き加減、甘さのバランスなど全てが絶妙で、リンゴの甘さが引き立てられている。

まるで、高級なお店のメニューのような出来栄えにフォークが止まらない。


「まさに甘味の魔術師だな」

「ちょっとかっこいい言い方するな!」


 カッコをつけてオーナーを褒めるタカヤに、蘭子がビシッとツッコミを入れている。

そんなやりとりを見ながら、葵は静香と笑っていた。

「おかわりもあるわよ?」

オーナーは美味しそうに食べる姿を見てニコニコしながら言う。

 「うん!」

 即答で返事をしたのは蘭子だった。

さっきファミレスであんなに食べた後なのにまだ食べる気のようだ。

「お前が即答するな……」

だが、タカヤは客人の分まで食べてしまいそうな勢いの蘭子に呆れながらも、ちゃっかりおかわりをもらっていた。

 

 お前達の胃はどうなってるんだ?

ひょっとして、異世界に繋がってるんじゃないか?

エルトリア王国の七不思議二つ目だ。

放っておいたら無限に食べ続けるかもしれない。

 

 暖かいティータイムの空気。

蘭子は『こんな日常がいつまでも続いたら良いのに』と思いながら、遠い故郷の異世界に想いを馳せ、エルトリアの民達がこんな風に平和な日常を過ごせるよう頑張ろうと改めて決意するのだった。


 ティータイムが終わった後、四人は食堂の端にある扉から居間に移っている。

ここは女子部屋の真下になるが、二階の部屋と違って広々とした部屋だ。


 大きなテーブルの上には、蘭子が唐突に『みんなでやりたいゲームボックス』から引っ張り出してきたテーブルゲームと、食べ散らかしたお菓子の袋が散乱している。


 そして今。


 蘭子は今にも崩れそうなジェンガの塔を前に真剣な顔をして佇み、タカヤは腕を組んで仁王立ちしていた。


「ふっ! ……見ていろ、あおい! このブロックを抜けば、わたしの勝利だ!」


 既にジェンガ勝負は佳境を迎えている。


「そんな気合い入れるとミスるぞ」

 自信満々な蘭子にプレッシャーをかけているのは葵だ。

「……もう少し力を抜いた方がいいんじゃない?」

静香も葵と一緒に緊張感を演出し、蘭子の成功を食い止めようとしている。


「勝負に手加減は無用!」


 そんな心理戦など通用しないと、蘭子は意地を張ってビシッと一言で黙らせる。

その瞬間、ジェンガの塔が少し揺れたが、なんとか崩れずに耐えてたようだ。


「……その通りだ。蘭子、勢いで行け」


 だが、今度はタカヤが葵達とは真逆のことを言って蘭子のミスを誘っている。

「お前、どんな勝負事にも手を抜かないよな……」

 葵は、顔が真剣になっているタカヤを見ながらちょっと引いていた。

でも、蘭子はそんな事など気にもしていないらしい。

何やらボソボソと呟やく、狙ったブロックを抜きにかかっている。


「さて……。この微妙な隙間……。風よ——そっと……」


すると、何処からともなく、"すっ"と風が吹いた。


「……おい。今、風、吹いたよな?」

「……窓、閉めてたはずだけど?」

 

 葵と静香は顔を見合わせ、不可解な現象が起きたことに戸惑っていた。

次の瞬間、葵はハッとして蘭子の方を見る。

 

「まさか、お前……。風術を……」

 

 蘭子の不正を見抜いたのだ。


「ふ、ふふっ……。細工などしていない! ただ、偶然、風が遊びに来ただけだ!」


その時、明らかに目が泳いでいる蘭子の手元から、ブロックが不自然にスルッと抜けた。


「完全に使ったよな!?」

「うん、見た」

「俺もだ」


 葵、静香、タカヤが順番に抗議している。

蘭子は視線を逸らしながら鳴らない口笛を吹いた。

そんなことなど知らないと、頭に手を組んで聞こえていないフリをしている。


だが、そんな誤魔化しが通用しないと悟ったのだろう。

突然、虚空を見つめながら真顔で語り出した。


「そろそろ……。()()()がこの設定を忘れていると思ってな……」


 蘭子が見つめている虚空に視線を合わせた三人も一緒に、空気が一瞬固まった。


「……誰に向かって言ってんだそれ?」


 葵は突然意味の分からない言動をとった蘭子にツッコミを入れる。


「ふふ! 蘭子ちゃん、それ言っちゃう?」

静香には、蘭子の意図がわかったらしい。


「……そう言われればそうだな。アオイ、言っただろ? ()()()()()()()()()()()()んだ。たまには()()()()()()()()()()()()()問いかけるのも悪くないだろう」


 続いて、タカヤも意味のわからないことを言い出した。


「いやいや、何言ってんの? 俺はお前達が怖いよ……」


この場でただ一人、葵だけが話についていけず呆れていた。

 


「……よし、今のはノーカウントだ!」

 改めてジェンガ勝負に意識を戻した蘭子は、風術を使ってジェンガを元に戻すと、風術を封印してブロックを慎重に抜き始めた。


「……取れたっ!」


しかし——。


カタカタカタッ!

 

バランスを失ったジェンガタワーが音を立てて揺れ始めた。


「……あれ?」


蘭子は抜いたブロックを摘んだまま静止し、冷や汗をかいている。

 

ガラガラガラッ!

 

そして、ジェンガの塔は派手に崩壊した。


「……見事な散り様だったな。お前の敗北だ」

タカヤが嬉しそうに蘭子の肩にポンと手を置く。

「う、うるさいっ!」

蘭子は顔を真っ赤にしながらその手を叩くと、口を尖らせて拗ねていた。


「いやー、平和だな」

「こういう時間、いいわね」

 葵と静香が笑いながら二人のやりとりを見ていると、紅茶の香りとともにオーナーが居間に入ってきた。

優雅な笑みを浮かべながらティートレイを持っている。

「まあまあ、随分()()()()()()()()()ですこと」

 言われた瞬間、全員がピタッと固まった。


 「……聞いていたのか!?」

 

 蘭子はヤバイといった顔で、再び冷や汗をかいてオーナーに聞く。

「ええ、最初の『風よ、そっと』のあたりから」

オーナーはニコニコ笑っている。


「丸聞こえだった!? なんで!?」

「オーナーって何者なの……」


 蘭子がボソボソと呟くように言っていたことが、扉の向こうにいるオーナーには聞こえていたようだ。

風術に関しても、何か知っているような言い方だった。


 驚きのあまり、葵と静香は目をまん丸にした。

その様子を見てタカヤが二人に向かって耳打ちするように小声で話しかける。

「俺たちには、この世界の機関によって"監視者"が付けられているんだ。誰が監視者かは明かされていないが、俺はオーナーがそうだと思ってる」

 二人はタカヤの話を聞いて腑に落ちたらしく、二、三度うんうんと頷いて納得した様子だった。

話が聞こえていたのか聞こえていなかったのか分からないが、オーナーは意味深に笑いながらテーブルに紅茶を並べ始めた。

「皆さんお茶をどうぞ。蘭子さん? 風もほどほどになさいませね?」

「うぅ……。気をつけます……」

風術を使うことを快く思っていないのか、少し厳しめな表情で蘭子は注意されていた。

これは不正をした罰だな。

 

 倒れてバラバラになったジェンガを片付けたあと、蘭子が次のゲームを提案してきた。


「ふっふっふー。……次の勝負は——これだ!」


「バシーン!」とテーブルに置かれたのは、見慣れたカードの束だった。


「トランプか! 定番だな」

「いいわね。こういうの、久しぶり」

 中学の修学旅行以来となるトランプの登場に、葵と静香は少しワクワクしながらトランプの束を見つめている。

「ゲームは、何をするんだ?」

腕を組みながらタカヤが蘭子に尋ねた。

「もちろん! ババ抜きだ!」

蘭子は両手を腰に当て、声高々に宣言した。

 

 すると、葵がニヤリと笑って一歩前に出てきた。

「カードのシャッフルは俺に任せろ」

そう言ってカードを手にした葵は——。


シュババババババ!


超高速でシャッフルを始めた。


「うおおお!? な、なんだその速度!」

「……まるで術式のような動きだ」

 突然披露された葵の意外な特技に、蘭子とタカヤは目を見開いて驚いていた。


 続いて葵はカードを二束に分けると、それぞれの束を両手に持ち、束の端を交互に「パラララララララ!」と器用に重ね合わせていく。

マジシャンやカジノで使われている、いわゆる『ショットガンシャッフル』というやつだ。

「すごいぞあおい! それどうやってるんだ?」

あまりの手際の良さと美しさに、蘭子は興味津々だ。

「付き合い長いけど……、そんな特技、初めて見たわ……!」

静香も初めて葵の特技を見たらしい。

「ふふん! ヒロシとよくカードゲームで遊んでたからな。あいつは知ってるぜ?」

そう言いながらトランプの束をテーブルの真ん中にポンと置くと、それを見ていた三人が「おー!」と感嘆の声を上げながらパチパチと拍手をした。


 ババ抜きの順番はじゃんけんで決まった。

静香、蘭子、葵、タカヤの順でスタートだ。


「ふっ……。この勝負、わたしの実力で勝たせてもらうぞ!」

「実力って……、どんな実力だよ?」


 葵は手札のジョーカーを見ながら蘭子にツッコミを入れる。

こうして、ババ抜き対決が始まった。

 しばらくは淡々と揃ったカードがテーブルに置かれていったが、それぞれの手札が少なくなってきた所で、いよいよ心理戦へと突入していった。


「蘭子ちゃん、ちょっと眉が動いたわよ?」

「な、なんのことかな……?」


 静香は、すぐ顔に出る蘭子の癖を見抜き、上手く手札を減らして一番に勝ち抜けた。

蘭子と葵の番が終わると、静香が勝ち抜けたのでタカヤが蘭子のカードを引く。


「ふ……。なるほど」


タカヤはジョーカーを手に入れた。


「ふっ! かかったな!」

 蘭子は葵のカードを引きながらドヤ顔で喜んでいた。

「どうかな。このババはお前にすぐ戻るだろう」

タカヤは余裕の表情で葵にカードを差し出す。


「……あえて真ん中をもらうか」

 葵はジョーカーを警戒しながらカードを選んだが、見事タカヤの策略にハマってしまった。


「ぐっ……お前、誘導したな!?」

「勝負とは、読み合いだ」


 勝負事には手を抜かないタカヤは自分の手札を見ながら無表情で答えている。

まずい。このままでは負けてしまう……。


葵が手札を見ながら悔やんでいると——。

 

「むむむ……! これだっ!」


蘭子がすぐにそのジョーカーを持っていった。


タカヤの予言的中である。

かくして、蘭子がそのままジョーカーを残して敗北した。


「……完敗だ」


 蘭子は四つん這いで項垂れていた。

「……ジョーカーと仲良しだったな」

タカヤが再び蘭子の肩に手を置く。

「う、うるさいっ! 次こそは勝つ!」

さっきと同じように、その手を叩いて立ち上がった蘭子は左手を腰に当て、右手でビシッとタカヤを指差しながら宣言した。


「次は少し知的にいきましょう。ポーカーはどう?」

今度は静香が次のゲームの提案した。

「お、いいね」

葵も静香の案に乗っかる。

「なんでもこい!」

「構わん」

トンチキ異世界コンビも問題ないようだ。


 どうやら、トランプゲームのルールは大体把握しているらしい。

なんでも、同じような遊びがエルトリアにはあったとか。


 ポーカーの準備を始めると、 「あおい、さっきのやつ見せてくれ」と蘭子がせがむので、葵は再び超高速シャッフルを披露した。

手際よくカードを配り終えると、もう一度拍手が起こる。

なんだか気分がいいね。

 

 ポーカーのルールは、カード交換が一回までとなった。


「よし、全部交換だ!」


始まって早々、蘭子は即決で全てのカードを捨てた。

「お前、マジか!? 戦略とか考えないのか?」

あまりにも潔くカードを捨てるので、葵は驚いている。

「こういうのは勢いだ!」

それでも、蘭子はなぜか自信があるようで、そう言いながらカードを一枚ずつ引いていく。

一方、他の三人は慎重にカードを選んでいた。

「ふむ……。一枚だけだ」

「私も一枚。これで勝負ね」

タカヤと静香は順番にカードを交換した。

「俺は二枚交換で」

葵が三人の顔を見ると、既に蘭子の顔が引き攣っているので全交換の結果は見え見えだったが、タカヤと静香は表情ひとつ変えず勝負の時を待っているようだ。

よし。こっちもなかなかの手札だ。

この勝負、とりあえずビリは避けられそうだぞ。


いよいよ勝負の時。

四人は、一人ずつ順番にカードを見せた。


「……ノーペアだ」


力なくガッカリとカードを出した蘭子は予想通りの結果だった。

続いて葵がカードを出す。


「ツーペア。まあまあかな」


少し自信があった葵だったが、続く静香のカードを見て、その自信がすぐにへし折られた。

 

「私はフォーカード。これに勝てるかしら?」


余裕の表情でカードを見せるのだ。

葵が悔しそうにフォーカードを眺めていると、タカヤがカードを並べ始めた。


「……ロイヤルストレートフラッシュだ」

 

涼しい顔をしながら腕を組んでいる。


一瞬、時が止まった。


居間の大きな時計の音がカチカチと数回響く。


「……それ、出るんだ……本当に」


フォーカードで勝利を確信していた静香は、顔を引き攣らせながらドン引きしていた。


「マジかよ……」

「な、なんだその神引きは?」


葵と蘭子も、タカヤの手札を信じられないといった顔で見ている。


 「フッ! 運も実力のうちだ」


正に王者の風格で圧倒したタカヤは、腕組みを崩さずにドヤ顔で勝ち誇った。

「くっ……今日のお前、やけにキマってるな!」

ノーペア蘭子は物凄く悔しそうだ。

っというか、お前は戦略とかもう少し反省するところから始めろ。


「こっちの世界に来てからいい所がないからな。俺もやる時はやるんだ」

ドヤ顔で語り出したタカヤは、なんだか調子に乗ってきたようだ。

「トランプだけどな」

本気になるところが違うだろと葵はツッコミを入れたが、タカヤには聞こえていないようだ。

その様子に、紅茶を飲んでいた静香が危うく吹き出しそうになっていた。


 ゲーム対決が終わり、居間は笑い声が絶えない空間となった。

「にしても、こんなに盛り上がるとはな」

「これだけ遊んだのは久しぶりよ」

想像以上に盛り上がったゲーム大会を終え、葵と静香は充実感を感じていた。

「次は必ず勝つからな、覚悟しておけ!」

「受けて立とう」

蘭子は相当悔しかったらしく、タカヤにリベンジを誓っている。

さっきからそのセリフ六回くらい聞いてるけど。


 その時、再びオーナーが部屋に入ってきた。

「今度はトランプ大会ですか? さぁ、紅茶のおかわりはいかが?」

どこからか見ているのではないかと思うくらいに毎回完璧なタイミングでやってくるなこの人。

「おお、よし! 皆の者、休憩だ!」

「助かります~」

「ありがとうございます、オーナーさん」

蘭子の武士みたいな号令で、ゲーム大会はしばし休憩となった。


 時間が経つのを忘れるほど四人でふざけ合って、笑い声とティーカップの音が柔らかく響く午後が過ぎていく。

平和というのはまさにこの事なのだろう。

エルトリアにもジェンガとトランプはあるようです。

「いつかクイーンの絵をわたしにするんだ」って蘭子が言ってました。

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