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洞窟を出ると、不思議な生物たちが宇宙船を取り囲んでいるのが目に入った。
どうやら彼らは、ベコベコに凹んでいた宇宙船を修復してくれていたようだ。
そこでロアが、光るヴェギーの体の一部を引き伸ばして、燃料タンクに繋いだ。
しばらくして中に入ると……なんとコンソールが起動しており、宇宙船を動かせるようになっていた。
外装の簡易点検を済ませたところで、早速と地球へ向けて出発することにした。
ハッチを開けたところで、次々と不思議な生物達が現れ、船の周りを取り囲み始める。
怪訝に思うなか、ロアが「オワカレ」と言ってきたことで、別れの挨拶に来たのだと分かった。
一見すると原始的な生物に見えるが、彼らにも別れを惜しむという概念があるのだろうか。
ロアとヴェギーを連れて船に乗り込むと、メインエンジンを始動する。
船が飛び立とうとする中、大窓にはこちらに触角を振る彼らの姿が見えた。
それに対して私とロアは手を、ヴェギーは触角を振り返す。
そして、終始友好的であった彼らに少々名残惜しい気持ちを抱きながら、私達二人と一匹は、遥か彼方の地球に向けて旅立つのだった。
~~ Prologue 完 ~~
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プロローグをお読みいただき、ありがとうございました!
いよいよここから、本格的な宇宙の冒険が始まります。
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