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 挿絵(By みてみん)


洞窟を出ると、不思議な生物たちが宇宙船を取り囲んでいるのが目に入った。


どうやら彼らは、ベコベコに凹んでいた宇宙船を修復してくれていたようだ。


そこでロアが、光るヴェギーの体の一部を引き伸ばして、燃料タンクに繋いだ。


しばらくして中に入ると……なんとコンソールが起動しており、宇宙船を動かせるようになっていた。
















 挿絵(By みてみん)


外装の簡易点検を済ませたところで、早速と地球へ向けて出発することにした。


ハッチを開けたところで、次々と不思議な生物達が現れ、船の周りを取り囲み始める。


怪訝けげんに思うなか、ロアが「オワカレ」と言ってきたことで、別れの挨拶に来たのだと分かった。


一見すると原始的な生物に見えるが、彼らにも別れを惜しむという概念があるのだろうか。
















 挿絵(By みてみん)


ロアとヴェギーを連れて船に乗り込むと、メインエンジンを始動する。


船が飛び立とうとする中、大窓にはこちらに触角を振る彼らの姿が見えた。


それに対して私とロアは手を、ヴェギーは触角を振り返す。


そして、終始友好的であった彼らに少々名残惜しい気持ちを抱きながら、私達二人と一匹は、遥か彼方の地球に向けて旅立つのだった。



~~ Prologue 完 ~~



⇨19(次へ)

プロローグをお読みいただき、ありがとうございました!

いよいよここから、本格的な宇宙の冒険が始まります。

少しでも面白そうだなと思っていただけましたら、まずは【ブックマーク】をよろしくお願いいたします。

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