48/58
74
眠るヴェギーを抱きかかえて船を出ると、遠くに見える青白い柱が立ち並ぶ場所へ向かうことにした。
到着するとそこには、様々な高さのガラス質な柱が、石筍のように地面から伸び上がっていた。
どうやらこれが、着陸時に空から見えた、星の大部分を覆う柱のようだ。
そこで眠っているヴェギーの耳が動き始めた。
もしかすると、エネルギーに反応しているのかもしれないので、耳が示す方向へ進んでみよう。
たどり着いた場所は、オーロラに包まれた幻想的な雰囲気の空間であった。
そこには周りより低めの柱が大小2本並んでおり、試しに眠ったヴェギーを近付けると、どちらにも反応を示した。
もしかするとこの柱の中に、エネルギー資源が埋まっているのかもしれない。
・高い方を壊す
⇨76
・低い方を壊す
⇨77




