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強制

AIは言い終わると手を叩いた

パンッと音が空間内に響き渡る。


真っ暗だった空間に明かりが灯る。

周りにはスクリーンの映像が

部屋を囲むように宙に映し出されていた。


「この、映像は何の映像なんだ?」


木野は部屋に驚くことなく意外にも冷静であった。


「この映像は、《イーターきのこ》の世界の映像です

 分かりやすく言い換えるならゲームステージ」


AIは続けて言う


「木野様、貴方には今から《イーターきのこ》をプレイしてもらいます」


「俺はやらないぞ!こんな危険そうなゲーム。

 早く俺を開放してくれ!!」


木野は、もの凄い剣幕でAIに詰め寄った。


「貴方は、自分の立場を分かっていらっしゃらないようですね。

 貴方に拒否権があるとでも?決定権はこちらにあります。」


AI、は動じずに真っすぐ木野を見つめて淡々と言う。


この空間に出口があるかも分からない。

仮にあったとしても場所が分からない。

木野に拒否権は無い。


その事に気づいた木野は

従うしかなかった。


「俺は普段全くゲームをやらない。

 だから、プレイ方法、注意事項があれば教えてくれ。

 頼む」


そう言うと木野はAIに頭を下げた。


「素直な方は好印象です。では説明しますね、、、」


AIは順を追って説明した。




説明が終わった。


「では、プレイヤーネームはどうされますか?」


「そうだな、、、死を含むワードは禁止なんだよな

 あだ名で[のこじ]って呼ばれてたから

 [のこじ」にしてくれ」


「かしこまりました」


AIは[のこじ]で名前の登録をした。


「では、《イーターきのこ》のステージに転送します」


木野の足元が光始める


「え?これなんだ?」


と木野は驚きの声を上げる。


「害はありません。ワープをイメージしてください。

 では、行ってらっしゃい。」

あだ名が[のこじ]である解説をすると

木野 康介きのこうすけ

略称でのこす、のこけ案が出たんですが

語呂が悪かったのでのこじになりました

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