美少女見守り隊!
名前間違えてました。凜じゃなくて千尋です
「ここは、何処だ?俺は、誰だ?」
体をベッドから降ろして、周りを見てみると生活感のある寝室だった
「ここは、誰か住んでいるのか?」
そうして歩いていると二人の女性を見つけ、少し警戒していると見つかった
「あっ起きたんだね!大丈夫?倒れてたから私の部屋に連れてきたんだけど」
「そうか…ここはどこだ?」
「まぁまぁ少し落ち着いてよ~危ない場所じゃないよ~?」
グゥ~
「…フフッお腹も空いちゃってるみたいだしさっきお粥作ったんですけど、食べますか?」
「俺じゃないぞ…ふんっ…でも、食べる」
「わかりました。夜ご飯、食べますか」
------------------夜ご飯にて
「ところでここはどこなんだ?そしてお前たちは誰なんだ?」
「私の名前は深月優里奈。そしてこっちは」
「わたしの名前は杉下千尋。よろしくね」
「あなたの名前は?」
「俺の名前…ダメだ、思い出せない」
「(記憶喪失ってやつかな…?)じゃあ、誰か家族はいる?」
「いや、わからない」
そうして数秒後、ハッと体を優里奈が乗り出して
「ねぇねぇ、それじゃ、私の家に住まない?どう?」
「私もそれがいいと思うな~まぁ、親とか思い出したら一回会いに行くとかで」
「…そうだな。うん、そうしようかな。これからよろしくお願いします」
「やったあぁ!こんなかわいい子だったら歓迎だよ!」
「…俺は、可愛くない…」
そう言うと千尋がガサゴソとした後、鏡を取り出して俺の目の前にかざすと
「こ~んなに可愛いのに?」
-----------えっあなたが〇〇〇なのね、わた…と…でも
「うっうぅ…」
「え!?どうしたの!?大丈夫!?…なんで泣いてるの?」
「わからない、この涙の意味も、わからない…」
「そっか…ゆっくりその記憶も頑張って思い出していこうね…」
「ごめんね。つらいこと思い出させちゃって」
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あの今日拾った小さな天使は今はすっかり泣きつかれたのかベッドですやすや寝ている。すると千尋がこんなことを言い始めた
「ところで、あの子っていったい何だろうね?」
「何って?」
「いやさ、ほら、あの子って顔が西洋よりでさ、その上アルビノのような見た目をしてるのに私たちが見つけるまで日光を浴びてたのに特に体調が悪くなってたりもしてなかったのに、なぜか気絶して川の横にいたんだよ?しかもあんな見た目、一回でも見たら忘れるはずもないのに私たちが知らなかったじゃん?それであの子って誰だろうなって」
「あ~でもさ、それって、それが私があの子を拾ったこと、何か問題になる?もう私はあの子を一緒に暮らしていこうって思ったけど、凜はその辺り、どう思ってる?」
「そりゃ私もその通りだと思ってるけど、まぁ、もしかしたらって話だよ。まぁ最近多い無理してダンジョンに潜って死んじゃって残った子供ってだけかもね。とか、いろいろ考えちゃって、でも、私もそういうことだから私も予定あるけど出来るだけ来るよ。あ、一応聞いとくけど、明日ダンジョンに一緒に行くって予定だったけどどうする?」
「もちろんお休みだよ。でもあまり休みすぎるわけにもいかないから、二日後にまた行こうよ」
「分かったよーところで、あの子の名前どうする?いつまでも君だとか貴女と呼ぶわけにもいかないし、今考えない?」
「フフフ、いつもいい提案ありがとうね。じゃあ、あの幼い銀髪美少女の名前会議、スタート!
これから私たちの月が照らす夜の会議だ
「へへへ…」
「フフフ…」
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:サブタイトルムズイ。デアル。