プロローグ
学生だから更新頻度が遅いかもしれぬ
----私は〇〇〇の、ただ幸せを…
なんだ?この声は…ここは一体…どこか、懐かしい
「うぅ…あ」
そこで俺の意識は途切れた
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今日はダンジョン帰りに楽しかったな。明日は何をしよう、うーん…と思っていた時だった
「絵里奈!あそこに倒れてる子いる!」
「えっ本当!?助けないと!」
そうしてその小さな体に近寄り、私の目の前に来た時、どこか儚げな、白銀の髪の天使がいた。そう思わせられるほどの圧倒的な美貌、自分とは別の世界にいると錯覚しそうになる程だった
「絵里奈…なにしてんの?とっとと助けるよ!」
「あっうんわかってる!」
そう返事して、私はすぐにこの小さな天使を抱いて自分の家へ向かった
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「とりあえずこの娘持って帰っちゃったけどどうしよう。特に外傷とかはなさそうだけど…」
「持って帰ってきちゃった以上、起きてくるまで待とうか」
「うん、そうだね」
そう返事をした後、千尋がにやにやし始め
「にしてもこの子、本当にかわいくない?どこかのアイドルって言われても納得しちゃうよねぇ」
「そうだね…本当にかわいい!天使みたい!」
「天使…うんうん、そうだねぇ。でも、起きてくるまでにお粥でも作っておこうか!」
「あっそうですね!~♪~♩」
「…誰だ?アレ。確かに可愛いのが好きなんだけど、あそこまでは初めて見たねぇ~」
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俺が目を覚ますと、白い天井があり、少し離れたところからいい匂いがしてくる。
「ここは、何処だ?俺は、誰だ?」




