第二話友達はいた方がいい
第一話はで未定とか言ってましたがあれは嘘です。
できるだけ毎日だして行けるように頑張ります!
放課後。
暁斗と太智は、近くの河川敷に行った。
「今は、15時56分あと4分だ。いくぜぇ相棒」
「あぁ翔○郎」
暁斗は、自分のカバンを地べたに放り投げ走り出すポーズをとった。
「3……2……1」
太智の1というカウントダウンで暁斗は勢いよく走り出した。
ザバンッ
暁斗が川に飛び込んだ。
30秒ぐらいたった後だろうか、びしょ濡れの暁斗が水から出てきた。
「ねぇ、どうだった?」
無邪気な子供の目をしたびしょ濡れの暁斗が太智の方を向いて言った。
「あぁ、バッチリだ!」
太智は、手を暁斗の元に近づけサムズアップをした。
「これで俺も黒の剣士キ○トだ!」
暁斗は、某有名ライトノベルの主人公のモノマネをし言った。
「バカ!その名を言うな消されるぞ!」
太智は、この小説が終わらないためにも慌ててそう言った。
暁斗は、これからの比奈との結婚までの計画を太智に喋りながらびしょ濡れで帰路についた。
今、まさに起きている体の変化に気づかずに……
朝。
爆音でなる目覚まし時計で暁斗は起きた。
いつもは、母親に起こされている暁斗が自分で起きるのは珍しい。
しかも、今日の目覚ましはいつもの2倍音がでかい。
その時、自分のベッドに違和感を感じた。
(なんかベッド大きくね)
いつもは、ベッドに横になり足を伸ばすとベッドが少し余るぐらいのゆとりのある幅だったはずが枕よりも小さくなっている。
「う〜ん……………うん?………え…………えェェェェェ!」
寝起きだったので頭で理解するのに時間がかかったが段々ことの重大さに気づいた。
「ど、どうしよ。ヤバい、ヤバい」
とりあえず一緒に河川敷に行った太智に電話して聞いてみることにした。
「…ん〜……なに〜」
「もしもし?な、なんか、か、体が小さくなってるんだけどもしかしてこれ…」
暁斗は、恐る恐る聞いた。
「それ多分失敗」
「嘘だろ………う、嘘だァァァァァァァ!」
「どうするだよ!俺一生このままなのかよ?!」
「まぁまぁ、落ち――」
「られるかァァァァ!」
暁斗が食い気味に言う。
「だいたい、親とか学校にどうやって話せばいいんだよ!」
「親に関しては、ソフィばあさんの技を使えばいいんじゃね?学校の件は、迎えに行ってやるからその時話そう」
※ちなみにソフィばあさんの技というのは、ハ○ルの動く城に出てくるソフィというキャラがガラガラの声で「ひどい風邪なの。伝染っちゃ大変よ」と言い他の人を自分の部屋に入れさせないという技である。
暁斗は適当にソフィばあさんの技を使い母親を掻い潜り自分の部屋に立てこもった。
しばらくすると太智がやっきて暁斗の部屋に窓から侵入した。
「二分の一を外した勇者さん。これから比奈さんのことはどうするの?」
「うるせぇ。俺はこんな体になってもまだ比奈さんを愛し続ける」
「それはそうとして。その体って何が出来るんだ?」
「それが、お前が来る前に色々試したが五感が通常の人の2倍で体力や運動は通常の人の半分以下しかできない。」
「ふ〜ん。身長と体重は?」
「身長がキ○ィちゃんみたいにペットボトルのキャップ5個分で体重が500グラムくらい」
「おい。そういや俺、学校どうすればいいんだよ」
「学校は俺が留学扱いにしといてやるよ」
「り、留学…」
「退学よりはいいだろ」
「ま、まぁな」
「とにかく学校は俺のポケットの中だな」
「は?いやだよ」
「じゃあ俺の口の中だぞ」
「わ、わかったよ」
太智は暁斗をポケットの中に突っ込んで窓からでた。
暁斗はピ○チュウのような扱われ方をしながら学校にむかった。(ピ○チュウ10万ボルトォォォォォ!)
また明日も出せるようにします。(無理かもしれないけど…)
次回もサービスゥ!サービスゥ!