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転生

 「死ね!」「マジきもい笑」そう言って俺は腹を蹴られた。

俺、佐藤健はいじめられている。それも今になり始まったことではない。

きっかけは中学一年生の時、クラスのカースト頂点にいるような男子の意見に反対した時からだ。

俺の行っている学校は中高一貫校だからその時にやってしまった失敗は高校二年生になった今も取り消せない。先生に相談しても誰も相手にしてくれない。きっと自分のメンツがつぶれるのを恐れているのだろう。

そして今、この後用事があるのにいつものいじめっ子に体育館裏に連れられていた。

集団リンチだった。

殴る蹴るの連続。

しかし、無力な俺には反抗することもできず、されるがままになっていた。

これが俺の日常だった。

ここで一つ自己紹介をしておこうと思う。

俺の名前は佐藤健

高校二年生で趣味はアニメ、ゲーム

一人っ子で親は共働き。

そして今いじめられている。

そんなことをボーっと考えていると、周りには誰もいないはずなのに声が聞こえた。それも直接語りかけるように、

誰だと思って周りを見てもやっぱり誰もいない。

「なんできょろきょろしてるの?」

今度ははっきりと声が聞こえた。

「だ、誰?」

つい姿の見えないそいつに話しかけてしまった。

「僕は神様みたいなものだよ。異世界転生に興味はある?」

「え、神様?それに転生って別の世界に行くってこと?」

「そうだよ」

「ほんとに?」

「本当だよ」

「今すぐに行きたい!こんな世界はもう嫌だ」

「わかった」

つい行きたいって言ってしまったけれど本当に行けるのかな?



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