表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/575

60

「ちょっと待って!ダーメイマー、今のは本当か?」

僕はおよそ相手が悪魔とは思えない返答をしている。


「あぁ、本当だ。水泡蘭が遂に新柿読からクリスタルを奪い火を放ったのだ。俺はブシャー様に言われて監視をしていたが、あっという間だったわ。ワハハッ!お前達との戦闘する前の様子が流れた直後だ、予定通りの動きをしたおかげで俺は水泡蘭に向き合えたのだが流石にアイツは強かった。……さてと、まだ闘いたいのだが俺もブシャー様達とここから出られるのでね消えるとするよ。」


ダーメイマーが説明してくれた。悪魔に説明させる奴等が僕達だ。更に、


「今ので水泡蘭先生が出たのはなんとなく解ったわ。ところで、クリスタルって何?なんか、良いことあるの?」

彩希が追い討ちで聞くって。



「クリスタルはこの世界に反応するのが4つある!全て揃ったら何かあるらしい。それだけだ!」


後ろからいきなり声をかけられた。



「やぁ、先程はなかなかの戦闘を楽しませてくれてありがとう!特にキラー殿、まさかフェニックスにあんな弱点を見出だすとはな!」


振り向くとブシャー達がいた。



「今度は『殿』になってる~」


桃が笑いながら話している。凡そ僕達は先程殺しあっていた相手には見えない。


「まぁなかなか呼び名は難しいよ。そろそろ我々もあの地下封印から放れたかったのでね、君達ならなかなか面白い相手になると思っていたが想像以上だったよ。またいつか逢おう、君達がこの世界の全てを廻れば何処かで殺し合えるだろう。」

ブシャー達は特に悪者って感じを出さずに僕達の前から街の外へ出ていった。



「やっぱりいきなり出てきたらアイツの前では動けないね。キラーちゃん、よくあんなのと戦おうとしてたよ。」

いくみが僕の顔を覗き込む様に見ながら話してきた。



「それよりも、水泡蘭先生がって事を言われたけれど纏まらないわ。」

すずかの意見と全員一致している。


「水泡蘭先生なのか、水泡蘭で呼べばいいのか?街の人達にも聞かないといけないね。」

ハカセも顔面蒼白ではなしをしてきた。


「クリスタルって何が急にそんな物が出てきたんだか?」


僕はいろいろと分からない事だらけで困惑している。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ