表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/575

41

「で、アイツ等はなんだったの?」

尤もだけれど当然の疑問を彩希が切り出した。


「なんかさ、私達が強くなったから悔しいみたいな感じじゃなかった?人間性が小さいよねぇ~」

朱音が明るい声で話しているが、横からすずかが


「私ね、桃からタブレット預かっていて今の最初から録画していたのよ。ライヴ配信で。」

「えー!そんな事できるの?桃知らなかった!」

ずっと使っていたのは桃だったのに。


続けてすずかが話す。

「なんか不穏な空気だったから私達は正当防衛ですってのを証明しておかないと、と思って…おかげで、戦闘で役立たずになったけれど。」


「でも、前のゴキブリの件もあったから今回はすずかの機転が正解だよ。ありがとう。」

僕は本当に相手に魔法?みたいのを放った時に相手がどうなったのかを知らないので、ライヴ配信みたいのをしてもらえて感謝している。


「街に戻ってからの反応は判らないけれど、今回のライヴ配信は良かったわ。対人戦には必要だけれど、すずかしかそんな機能を知らなかったって…」

いくみがナイフを研ぎながら歩いている。


「街の反応が気になるから一旦戻ろうよ。結構盾で剣を抑えたけれど、盾が傷ついたし。」

ハカセの盾の事にしているが盾はたいしたことないが、他のメンバーの疲労を気にしているのがよく分かる。


「そうね、ジャコ相手でも大変だったから!」


彩希~まだ引っ張るか!

みんなに笑いが起こる様にして街へと戻って行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ