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「食事に集中してたからあまり分からないけど、明日はもう少し先には行くけど無理はしないって事で良いの??」

桃が食事が終わった為、ようやく話し始めたのだが……


「だいたいそれで良いんじゃない?後はある程度の稼ぎは必要って事ね…見ず知らずの冒険者を襲撃とかしない様に注意しないと…」

彩希にしては随分と慎重に思えるのだが……


「当然よ…無駄に悪者扱いは嫌だから…ただでさえ悪目立ちするんだから…」

彩希は言うのだが、悪目立ちはするよね…

賑やかなんだもんなぁ……


「それはしょうがないよ!暗い表情で地下迷宮なんか行きたくも無いし、そんなテンションじゃやってられないもの!!」

いくみが言うのも尤もである。


「じゃ、明日も朝から潜るから!!ちゃんと羽角が起こしてよ!!」

朱音が羽角に言う。

既に自分では起きれないのを認識している。


「はい!でも、今朝はミアータさんに言われて起こしてもらいましたから……殆どミアータさん眠ってないし…」

羽角がミアータを見た。


「私は1時間寝れば気にならない…先には永遠の眠りが待っているしな…」

またミアータが物騒な事言いながら、笑ってるし。


永遠の眠りって……

今は考えたくも無いぞ!!


「キラー君、私は白雪姫じゃ無いから変な目覚めをしないでよ!!」

彩希さん?

そこでこんなお話しをブチ込んでくるんか?!


「あぁ…キラーならある!!」

桃〜

納得するなって!!


「やっぱり?小春も気をつけなよ!!だから羽角君に起床係を任せてるんだし!」

いくみが羽角を見ながら言うし、小春は口を隠しております……


酷い誤解だよ……

寝てたら目覚めの前にする事が……


笑えない女性陣からの視線に黙った。

ここは素直に宿泊場所で眠りについた方が安全だ…


「そうね…キラー君が危ないから、早く行きましょ!!」

彩希が少し笑いながら、立ち上がった。


宿泊場所は今朝迄居た場所と同じ場所である。

部屋は男4名同じ部屋で、若干狭く感じる。


そしてミアータはいつも通りに自主トレに入るし、併せて羽角も筋トレを励んでいる。


「キラーは魔法使いだからね、僕も体力つけないと危ないから…………」

言いながらハカセはベッドで速攻で眠りについてしまった……


「キラー殿、彼の眠る早さはいつもながら凄いな…予兆とか無いと云うのは……」

流石のミアータも最後は絶句している。


「ハカセさんの体力をつけるのは、睡眠なのですかね?キラーさんの方が結構力仕事もしている気もしますけど……」

羽角が言う通り、僕は何気に荷物持ったりしているんだよね……


ハカセも持っては居るけれど、盾を二つも持っているからね……


「彼の眠る時と食事以外で怯えていない時は知らない気がするけれど、他に何も出来ないのだろうか?」

ミアータが既にそんな感じで見ていたか……


「大丈夫だよ!トイレに行きたくなれば無敵モードになれるから!!」

僕は一応ミアータに教えてあげておいた。


ポカンとしているが……




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