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「本人がブシャーと名乗ったのですね。」

水泡蘭先生は水色のメタリックな甲冑を着こみ僕達の話を聞いてくれた。


「現時点でブシャーの強さは全く判っていません。但しこれだけは云えるのですが、強さの格が違います。今回の兵士室の者が全滅しているのをみれば納得するしかないみたいです。」


「いきなり後ろから拍手されて、振り向いたらいたのですが物凄く落ち着いた雰囲気で、何もできなかった。」

ハカセはいつも盾を構えているのに、それすらできなかったらしい。


「そんなに被害を出して来た様な雰囲気じゃなかったんだけどね。コンビニに行く様な気軽さで歩いてた。でも、そんなに強いって………」

いくみが青ざめた表情で水泡蘭先生に話している。



「私達は一旦戻りましょう。じゃあ水泡蘭先生気を付けて。」

彩希が街へ戻る事にみんなを促したので、僕達は街へ戻る事にした。



帰りの道中、

「あんなの勝てないよ。悪魔を倒せって、見た目が悪魔っぽい格好してないのに、強いって……」

桃も意気消沈。


「確かに私達も少しは強くなってきているつもりだけど、今は攻撃されていたら全滅だったよね。」

朱音も薙刀を振りながら、厳しそうな顔をしている。



次にブシャーと遭遇した時は恐らく戦闘になるだろう。それが心配で全員が口を閉ざしながら街へと戻って行った。

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