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「やっぱり僕もキラーさんみたいに派手な格好をしないと無理でしょうか??でも……あの帽子は……」

羽角!!!

僕の三角帽子を見ながら言うなよ!!!


「あの帽子ね……」

彩希さん?

君が選んでくれたのでは無かったかな??


「問題は似合うとか似合わないじゃ無くてね……あれは被る勇気だと思うよ〜」

いくみさん??

追い討ちが最近以前よりも強力になってる気がしますが……


「彩希といくみが協力してると、強力だよね~」

あっ!

朱音………

ほら……いくみが、盗られた感を出してるし……


「そんなキラーの無駄話はほっといて、ミアータ!!早く出ようよ!!」

桃らしく、僕の無駄話扱いが見た目と異なり物凄く鋭い……

ホワンとしてるのにね。


「大丈夫だ。今から出口に向かおう。何しろあの目が黄色に変化したのだ……この先に向かわないといけないのは必然である。」

ミアータ!!

やはり何かを知っているのか?

彼は自分の予測で混乱させない様にか分からないが、確実でなければ言わない事があるみたいだから、恐らく今回のは言いそうも無いな…


「自分の予測はあくまでも個人的な視点でしか考えていないので、無駄に混乱を招く事を私は避けたいのでね…申し訳ないが、確実に裏が取れたら伝える。」

随分と真面目な悪魔だな…


「悪魔って扱いじゃないんでしょ?ガーゴイルの種族って??」

いくみの問いに、


「一応悪霊を見た目で祓う様な扱いだ。色々言われるが、君達の目の前に居る私がガーゴイルである。想像の悪魔では無いのが確認出来るだろう。」

ミアータは確かに僕達の前に存在しているのだから、存在を否定する事は出来ない。

見た事が無いから信じられないのなら、目の前に居たら信じるとかの認識を超えて疑う事が無くなると言えば良いのだろうか?


「悪霊を祓うって事は……守り神??神様扱い??」

彩希が驚いてガーゴイルのミアータを見る。


「嫌……神って何だか分からない。君達に分かりやすく言えば………??何とも例えが出ないな……」

ミアータが軽く困惑しながら、笑う。


「あれじゃない?僧侶!!よくさぁお祓いしたりするじゃん!!ついでに怪我したら治してくれたらゲームの僧侶みたいで良いのにねぇ〜」

朱音が言うと、


「誰か怪我をしているのか?」

ミアータが全員を見る。


「違くて、例え話よ!誰も今は怪我してないわよ!!」

朱音が笑って話すと、


「誰か負傷した時に、治療は出来るので安心して欲しい。勿論死亡したら無理だがな……」

ミアータさん?

ちょっと貴方凄い事言ってませんか?

治せるのか??


「あぁ…重傷だと時間がかかるが、私は治療を出来る。川の終わりに吸血コウモリを回復させようとしたのだがサメに食べれた為に無理であったが、最初に君達に会った時に火だるまになった者は助かっている。……今は何処に居るのか知らないが……」

ミアータ!!

実は凄いんじゃないか??

最期の一言がまぁ……違う行動をしていればしょうがないか……


「良かったね!ハカセ!!これでいつ怪我しても大丈夫だよ!!!」

桃さん?


「ホントだよ!いつ怪我してもって!!!酷いなぁ…」

ハカセが盾をしっかり持ちながら話す……


何も今は無いんだから……

でも……心置き無く怪我してくれ…


「キラー君が一番酷いこと言ってるわよ!!」

彩希に言われてしまう。



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