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食事中に羽角がハカセに熱く語っているのを、僕は軽く聞き流した。

結論から言えば、パワーが必要で上腕からの振り落としが……

と、言うの必死になぜか話しているのを僕は、これは面倒な長いだけの話しだ!と言う判断をした。


「羽角君……言っても結果が全てよ…いざって時にしっかりとみんなを守ってね!」

彩希が同じ様に考えたのだろうが、上手く話題を切り替えさせた。


「彩希ってさぁ……そんなのが凄い上手いよね。普段の毒トークと違う傷つけない話しの言い回しが。」

小声でいくみが僕に言ってくる。

まぁ、いくみの右隣に座っているから話しをするのにやりやすいのが理由だが…

因みにいくみの左隣には食べる事に先程から集中されております桃様がいらっしゃるので、必然的に僕になるわな…


「彩希さん!そうですよね!!やっぱり寝る前の腕立て伏せ30回を3セットを毎日やってるので、もっと力をつけないと!!」

羽角が更にテンションが上がる。

相変わらずだな…


「30回を3セットか…100回やった方が良いんじゃない?なんか、合計90回って微妙……」

朱音〜

あまり努力してる奴を逆撫でるなよ〜


「そうですよねっ!毎回50回を3セットに切り替えてみます!朱音さん、アドバイスありがとう!!」

羽角は前向きな子で良かったよ…

羽角も小春の活躍に、自分もヤル気を連れて出してくれているのは、かなり大きい。


「そんなキラー君は、自主トレからの何かがあったのかしら?今更だけど……」

彩希がいきなり僕にそんな事を言う。


「僕は実は……まだみんなに伝えて無いけど、満足いく結果だったんだよ!チャンスがまわってきたら発揮出来ると思うよ!!」

僕はちょっと自信があるのを…本当は言いたいのだが、ここで言ってもなかなか説明もつかないので濁らした。


「あら?本当に期待しておくわ…夏休みの宿題を出さないで冬休み迄待っている様なキラー君には、ちゃんと自主トレしたみたいだから…」

彩希さん?

何故そんな夏休みの宿題を冬休み迄言われても放置している僕を知ってるんだ?


「あっ!なんとなく、そんなタイプに…」

彩希が笑いながら僕を見た。


「キラーちゃんはそんなタイプだよね…やらないタイプ!前もってとかやらないし、ギリギリにやるかと思いきや、やらないタイプ〜」

いくみさん?

僕をどんなタイプにしてるんだ?


そして、みんなで納得するなよ!!

反論もできやしない。


そんな会話をしながら夜が更けた……

……洞窟内なので、全く分からないのだが…

どうやらそんな時間らしい…



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