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先程のすずかの情報から、いよいよあの女盗賊団だったオオチマイ達は此処に来ているのが噂話で分かった訳であるが、まだブシャーや水泡蘭元先生はまだ分からないのである。


「あれだけうるさい二人なら、すぐに逢えそうだよねっ!シノメノちゃんとも久しぶりにお話し出来たらいいんだけどなぁ〜」

桃は敵の時もあったシノメノとは何気に仲良しだったりする。

凄いよね…なんだかんだいって彼女達はめちゃくちゃ強いのに、仲良しって…


「ブシャー達とはどうなるか分からないけれど、オオチマイ達は別に私達と敵対する必要はもう無いからね…それでも戦う可能性はあるかも知れないけれど、なるべくなら味方に引き込みたいのは当然でしょ?」

彩希が言う通り、他に味方も居ないのだから味方になるグループは必要な気もする。


「ブシャー達も味方にしたいけれど、何を企んでいるのか分からないからねぇ…敵対しないだけでラッキーって思わないと…」

いくみもやっぱり思うのはブシャー達の事。

前回水晶の件でも、完全に威厳があるのだ。

悪者なジャンルに属するだろうけれど、なんと言えばいいのか……


「カリスマだよね!最初に対戦した時に絶対に違う何かがあったもん!」

朱音がそんな事を言っているが、ブシャーと面と向かって戦わされたのは僕だぞ…

一番危なかったのも僕だったんじゃないか!!


「あの時はキラー君が居なければブシャーも興味を示さなかったんじゃない?あれでも、キラー君の事を随分と大きく見えるみたいだし。」

彩希が僕の顔をマジマジと見ながら、急にニコリと笑みを魅せた。


「ホラっ!毎回だけど、女の子から真正面で微笑みをうけると、ニコニコしてねぇ…」

いくみが呆れ顔である。


そりゃさぁ、可愛い子にそんな事されたらすぐに転がるって!!


「えっ!?可愛い子って、人を選ぶの?」

朱音〜

僕だって選ぶよ!!

当然でしょ!!!


「そんなに偉そうに言わないでよ…怖いわよ……」

すずかが言いながら、僕に笑みを魅せた…


「朱音、私は選ばれるみたいよ…」

すずかって怖いわよ……

本気で…


何気にダラダラ話しているがそこそこ歩いている気がする。

まだあの大トカゲにしか遭遇していないのは運が良いのだろう……



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