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「じゃあ、ハカセが羽角君をちゃんと見てあげてよ!あと、寝るんなら静かに!!」

朱音がハカセに言ってますが、今晩はハカセが久しぶりに室内で寝るのです。


理由は色々あって、外で寝ていて洞窟で遭遇した相手に出会っても困るってのと、流石にハカセも疲れているだろうからって事で、一応羽角の事をみながらって感じで一緒の部屋で寝る事になりました。


前回が酷いイビキでメンバー全員を敵にまわした実績もあるハカセだから……


「大丈夫だよ!今回は床で寝るから!」

「何それ?ハカセ…床だと大丈夫なの?」


「彩希、それがあの激しいイビキになるのがどうやらベッドの影響じゃないか?ってハカセは考えてるみたいよ!結果は明日の朝って事で!!」

いくみの説明通り、どうやらハカセはベッドが駄目って事らしい…

実際みんな寝坊ばかりなのも、この街に来てからなのでベッドの件は一理あるかも知れない。


「羽角もキラーの時みたいに一晩で治ればいいよね!」

桃が羽角の事を見ながら言ったのだが、


「あの……結構怪我してから聞くんですけど、キラーさんは一晩で治ったんですか?」

「そうか…羽角君は知らなかったのよね…って事は小春もか…」

彩希が僕が負傷した後に薬を塗っただけで、翌日完治してしまった話しをした。


「えーと……結論から言えば、キラーさんは変態って事で良いのですか?」

小春〜

結論がおかしくないか??


「あっ!僕もそう思いました…」

羽角〜

なんでだよ!!


「キラーちゃん、ごめん!あたしもあらためて聞いたら、そうとしか思えなくなっちゃった!」

いくみさん?

一緒に当時居たでしょ?


「キラー!私も!!」

すずかもかよ!

一緒に見てたじゃんかっ!!


「やっぱり結論から言えば、変態って事で!!」

朱音が笑いながら僕の顔を見た。


「大丈夫よ!違う方面の変態だったら叩き斬るけど、そんな変態なら世間も許してくれるわ。」

彩希さん?

違う方面の変態って……

世間が許してくれる変態ってあまり嬉しく無いなぁ…


そんな話しをしながら三つの部屋にそれぞれ移動をした。


これからが本格的な『夜』である…

敵はハカセ…




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