表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
332/516

72



「戻るんだろうか??はぁ?戻るに決まってるでしょ?せめて50万円はもらいたいんだからっ!」

彩希さん単位が、『円』になってますよっ!

「なんとなく『G』が嫌なのよね…まぁ『ゴールド』だけど…『G』はやっぱりあの黒いのが頭を…最初の頃沢山見たし。」


たしかに『円』が馴染むからなぁ…


「彩希が言った通り、きょうは50万を目指します。本当は100万だったりしてたんだけど、流石に100万は厳しいかな?って事で!!」

いくみが全員を見回して今回の目標額を宣言した。


「簡単に蜘蛛をあと4回倒すって厳しくない?キラーが倒してくれてるけど、危ない時だってあるだろうし…」

ハカセが僕の顔を見ながら、心配してくれている。


「私もだけど、しっかりと狙っていかないと厳しいよね…小春の弓がさっきはトドメになったけど、私なんか当たりもしないし…」

朱音の薙刀は本当に蜘蛛と相性が悪いらしく、毎回避けられている。


「僕も、脚を持って帰るのは別にいいのですけれど、なんとか戦闘に加わらないと…」

羽角も改めて斧を見ている。


「羽角の斧だとスピードでは厳しいわよ…違う相手とか接近戦で効果があるだろうけど、慌てる事は無いわ。貴方は貴方なりにやっているのだから。」

すずかは結構冷静な周囲の分析をしている。


最初の蜘蛛と戦った時にも、すずかから『火』の魔法を言われたのだし。

彼女は相当考えての、今は脚を捌く役割りに徹しているのだろう。


「キラー、私はあの蜘蛛には勝てる気がしないから…でも、見学だけでは毎回終わらせないわ…」

それが、脚を捌く役割りにすずかはなっているのだろう。


「じゃあ、みんなで稼ぐって事でいくよ!!」

いくみのかけ声から、先程出て来たばかりの洞窟へと向かっていったのである。


また蜘蛛だったりするのだろうか?



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ