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今回はピンクワーム戦だけで全員バテバテ。

「これはみんなスタミナ付けないとこれからが大変だよ~私は結構体力あると思ったけど、今動きたくないもん。」

いくみが街に戻った時に嘆く。


「今回はみんなで一斉に攻撃できたから、これからもこんな感じでいけば順調にいけるんじゃないかな?本当に良かった。」

ハカセがまとめ役みたいな感じで話している。


僕が食事をしながら疑問に思っていた事を訊ねた。

「あのさ、悪魔って何が悪いの?ここに来た時にオッサンの説明が、悪魔を倒して欲しいって事と、君は選ばれたしか言われて無いんだけど………」



一堂声を併せた様に


「えーーーー!!!」



「キラー君、そのオジサンに何も聞いてないのに来たの?因みに私はイケメンだったけど。」

彩希が言うと、

「私もイケメンだった!ちゃんと説明してくれたよ~キラーちゃん、何も聞いて無いのに来てるって………確かに選ばれたって言えば選ばれただけど………」

いくみも意味深な。


「桃は可愛い女の子だった!………キラー、何で聞いて無いのに来れるんだか??」

桃も呆れ顔。

ハカセ、朱音、すずかも女の子だったらしい。


「ちょっと話をまとめよう。兎に角、僕だけメリットの無いオッサンだったって事だな!!」


「そっちは大事じゃない!!」

彩希に言い切られた。


いくみが説明してくれた。

「ここでは、悪魔が国を滅茶滅茶にして、サングレアルを滅ぼそうとした処で兵士達が地下に閉じ込めたらしいの。そして、ここの星の人は石化されてしまうらしい…………」

「ちょっと待って!ここ星なの?」

僕が言うと、

「大人しく大人は聞く。」

彩希に押さえ付けられた。


「それで、空間を曲げて地球から募集をかけたみたいなんだけれど、ゲームのアンケートに応えて応募した人がここに来れたのよ。勿論キラーちゃんも。そのゲームには当然魔法使いなんか居ないゲーム。」



「なんでキラーは聞かないで来れたのか不思議。さすがにあたしでも聞いたよっ!薙刀の武器はずっとゲームで使えたから。」

朱音がびっくりしているし、すずかは黙って僕を見てるし。


「あのさ、オッサンに聞いたら………暇だろ?って言われて納得してしまった。あのオッサンめ!!ハズレじゃんか!!」


「よく暇だろ、って言われて納得できるわ~そこそこみんなより長い付き合いがあったけど、改めてびっくりした。」

彩希に呆れられてる。


「ま、ま、ま、まぁ、悪魔の事はよく分からないけれど、みんな頑張ろう!!まさか、僕だけ知らなかったって……」

「知らないで来てしまうキラーを私は可愛いって思ってしまった。」

ボソッと、すずかが言うとなんかみんなの視線を感じてしまう。



「これから、装備とか別に用意するんでしょ?そろそろ行きましょう。」

桃が場を纏めてくれた。見た目よりも全然しっかりしている。


装備の購入は相変わらずの女性陣優先で、ってよりも僕とハカセはこれ以上の装備があるのか?って感じだ。


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