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ドスンと音がすればなんか重い感じがするが、僕と桃の攻撃はパチンって音がした。軽い音。

「わーやっぱり桃のは駄目だー!次はもっと強いゴムにしよう。」

そんな事言ってる場合じゃないんだけど、

「桃、ピンクワームが口開けるだろ。そこを狙うぞ!いきなり石なんか喉に入れば()せるでしょ?」

と、言いながらミミズって噎せるのか知らないし。


その間に朱音とすずかが尻尾を斬る。

「ちょっと欠けたみたいだけど、黄色いの出てるもん!」

朱音の薙刀は少し長い距離を保てるが、すずかの鉈は接近しないと効き目が無い。

「尻尾動くけど、こっちも少しダメージ与えたかもしれません。」

すずかのいつもより大きな声が聞こえた。なんとなく戦闘中なのに嬉しくなる。


ハカセが彩希に

「右に撲る!!」

と言いながら盾で殴り付ける。

ちょうど想定内の場所に彩希といくみが包丁と二刀流で顔を斬りつけた。


「よし!口開けた~」

桃がスリングを狙い定めたので、僕も一緒に打つ。

ピンクワームは噎せなかったけれど、少し動きが鈍る。


後ろから一気にすずかの鉈がピンクワームの顔から下を切り離した。




「勝てた~」

安堵の言葉しか出ないけれど、厳しい戦いだった。


「彩希、まだ2階だけど3階は次にしないか?」

今回の対戦でいろいろ分かったから装備等調整していきたいと思った。


「そうね、あんなの出たら大変だわ。人食べるのよ。これからどうするのかしら?」

彩希も疲れている。

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