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「あれ?あっという間にみつけた!」

いくみの言う前方に早くも38階への階段があった。


「今迄よりも早かったね。40階の受け付け迄はとりあえず行きたいから、良かったわ。」

彩希も少し拍子抜けな顔をしながら階段へ向かった。


「これであのブタさんも来ないでしょ!良かった!」

桃が言っているが、結構オーク達との闘いは毎回勝ってはいるのだが、倒してはいないので戦闘をもうやりたくないと感じているのであった。



「まだ38階なのよね…上までは長いわ…」

階段を登りきって、38階へ辿り着いた時にすずかが呟いた。


「ここもすんなり行っちゃおう!」

やはり元気なのは朱音であった。

薙刀を片手にスタスタと歩いていく。


「……嘘でしょ?」

朱音が先頭を歩きながら左側に曲がった道を曲がった直後に足を止めた。


「なんで床のタイルが山みたいに掘られて造られてるのよ。」

彩希の言っているのは、

床のタイルが『山』状に積まれているのだ。周囲のタイルを剥がして積んである。

高さはだいたい1メートル位の高さだ。


「何よ!誰かの悪戯かしら?全くマナーが悪いわ。」

いくみが行こうとしたのだが、

「いくみさん、先に僕が行きます。山の反対側で隠れているかも知れないし。」

羽角がそう言いながらいくみを止めた。

気が利く奴だな、僕はそんな感じで羽角を見つめた。


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