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「ほら、バカが来た!」

階段を上りきった場所でいきなり言われた。


「あっ!あの時のブタ!」

珍しく一番前にいた桃は慌てて槍を前に出す。


ハカセが一気に桃の前に行き、

「そこを退け!」

何かが吹っ切れたのか盾を構えながらオーク達に脅しをかけた。


「団長、アイツ等やっぱりバカだ!勝てる訳無いのに。」

オーク達に正面を塞がれたが、僕達もここは逃げる作戦はどうやら通用しないみたいだ。


「さて、今回は私達も少し大変な気もするけど、通り道を造らないとね。」

彩希が刀をいつもの様に地面に置いてから鞘を抜くって、ちょっと格好悪い姿からの、刀を構えに入った。


「なんか、余計な一言が入っていたけれど、オークの前に斬り落とそうかしら?」

相変わらず彩希には筒抜けである…

何故?


「なんとなく、今回があのブタ達とも最終決戦!って感じで、ワクワクするねっ!」

いくみさん?何故嬉しそうな顔してるの?


「当たり前じゃない!私ね、軽くクリスタル取っちゃって、逃げたからもし、再会したらしっかりとやっつけてやろうと……」

言ってる事が軽いのに、とんでもない悪者みたいな女だ。


ここは本当にオーク達との最終決戦の場で決まってしまったみたいだ。

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