表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
161/575

81

 「ねぇ、何処にエレベーターの受け付けがあるのかな?早く見つけようよっ!」

急にいくみのテンションが上がった。



「当然よ!そうしたら一旦戻って作戦会議よっ!」

彩希さん?何か作戦会議の議題とかありましたっけ?


「作戦会議と云う名の、飲み会!」

彩希に言い切られました。


「でもさ、飽きたとか騒いでいた割に思ったよりもスムーズに来れたよね。」

朱音が言っているが、結構苦労しているのも事実ではある。


「兎に角エレベーターの受け付けよ。ここから階段で歩いて帰る気は無いから…」

相変わらず淡々とすずかが話している。


「でもさ、何気に他のグループは逢わなかったけど、何処に居るんだろ?あの強盗とタマちゃん達しか見なかったよね。」

桃の言う通り本当に他のグループには逢わなかった。

他のグループって居るのか?みたいな…


「……?」

「なんか、今の叫び声が…」

ハカセが声の方向を見ているが曲がり道もあるので確認はできない。


「男の人の声だったけれど、イケメンだったら助けてあげよう!」

彩希さん?イケメンじゃなかったら?


「それは、スルーよ。」

なんか彩希が一番悪いんじゃないか?


「よしっ!僕も可愛い女の子だったら出逢いを……」

僕が言うと、


「あの叫び声は完全に男だったよ…」

ボソッといくみが呟いた。


「暢気な話はいいから、少しは急ぎましょ!」

朱音は結構正義感が強いよね。


僕達は武器を手に取りながら叫び声の方へ向かって行った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ