表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/575

16

街に出たら慌ただしい喧騒が………

いろいろと話を聞いているとあの、日暮谷が僕達と同じ訓練場にいた別のグループに襲いかかり、女性2名を連れて逃走したらしい。


「なんかね、そんな雰囲気の人だったよね…自分はデキル!イケメン!みたいな感じだったり他の人はみんな雑魚みたいな感じで……で、女の子を2人連れ去ったってのはやはりって思わない?」

いくみがたぶんこのメンバーで一番まとめ役なのだろうけれど、感情的な怒りが出ると誰も彼女に話をかけるのに躊躇してしまうオーラを出す。


「深刻な顔してキラー君は魔女みたいな帽子をかぶってます!やっぱり同期って感じなんだから助けに行きましょ!!暇だし。」

最後の一言は要らない気もするけれど彩希の意見に賛成だ。

日暮谷は他のメンバー5名を引き連れて女性2人を誘拐、一緒にいた男性3人を後ろからハンマーで殴り付け重体らしい。

「かなりな事件だね。水泡蘭先生達もダンジョンに入って行ったみたいだけど、確かにここじゃダンジョンしか無いもんねぇ~桃も話した事がある子達だから彩希の言う通り早く助けに行きましょ。」


問題はダンジョンの何処に?って感じだが、僕達同様まだスライムにしか勝っていない奴だけれど、他に5人いるみたいだよなぁ…それがどんな奴か分からないけれどみんなで行こう!!


ダンジョンの入口は大勢の救出する為のグループが来ていた。

「お城から賞金が出るみたいだよ。助けるのが目標じゃなくて賞金目当ても沢山だ。」

いくみがちょっと不安そうな顔をしている。

「そうじゃない?犯人は倒しました。女の子はどうなるの?みたいなやつでしょ?誘拐事件にみんなで乗り込むって不安だよね……」

彩希はやはりすぐに頭の回転が早いや。


「兎に角僕達も行こう!今度は盾で顔なんか隠さないで闘うよっ!」



ハカセ、嘘じゃ無いことを願う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ