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「ところで、2階に向かうのに階段とかは何処にあるのかな?別のグループに付いて行けば良かったね…」
朱音が周囲を見回しながら呟いた。
「ほんと、意外と広かった〜もう飽きちゃうね…」
まだ最初の場所なのに桃がアクビをしながら槍を肩に抱えながら歩く。
まだ始まったばかりなのにそれか?
「1階ってだいたい弱い相手が出てきてこの場所の説明みたいのをしてくれるけれど、実際は敵は弱かったけれど、説明とか無いのね……」
溜息をつきながら彩希が………
「んっ?彩希!包丁は?」
僕が今更気が付いた。
「えっ?!今頃?」
彩希はいきなり日本刀をギラリと魅せた。
「もう、包丁じゃこれからはキツいかな?ってちょっと奮発したのよ。いいでしょ?」
ニコリと笑みを魅せながら日本刀を出した。
「でもキラーは彩希とずっと話をしていたのに、なんで気が付かないのかしら?」
すずかが呆れ顔で僕を見た。
「あー!キラー!!彩希の胸元ばっかり見てたでしょ〜」
桃に言われたが確かに今回の彩希の服装が胸元を大きく広げたセクシーな服装なのだが……
「うわぁ…ちょっと引くわ…」
だから!彩希!まだ何も言ってないじゃんかっ!
「全く困ったオッサンだわ…」
溜息をつきながらいくみが……
確かに世間的にはオッサンの年齢だけどさ、気持は中学せ………
彩希にお腹にパンチを喰らった…