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 「なんで、塔に入るのに並ぶのよ!いちいち面倒ねぇ…」

いくみが並ぶのに飽きている。


「ほんと、せっかく早く起きて来たのにぃ〜彩希がお化粧してるのが長いから!今、余裕でできるもんっ!」

桃が化粧をしながら彩希に文句を言っているが当の彩希も再び……


プリサイスタワー入場へはパスカードの提示等規約があり、面倒だ……

名前通りな感じかな?


「しかし、凄い人ね…こんな人数が入れば私達でも簡単そうに見えるけれど……」

朱音の話の途中で、


「そうはいかないみたいよ…」

すずかが呟きながら視線を送った。


血塗れの冒険者が担架で運ばれて来たのだ。


「どの辺り迄行ったのか聞きたいけれど、そうもいかないか…」

彩希の情報収集力はそんな感じからなんだな…


「列が静かになったわ…やっぱりこの塔は大変そうね。クリスタルを全員が狙っている訳では無いみたいだけど、今迄と雰囲気が違うわ。」

すずかが言うと身が締まる。


「ねぇ!いつもならすぐに作戦会議!って、戻ってたけど、これ毎回並ぶのかな?もう飽きちゃうもん!」

ももに言われて気付いたが、確かに毎回並ぶの面倒だ……


「細かい事は聞いてから入場しましょ、もうすぐだからねっ!これからの方が大変なんだから…」

いくみが最初に飽きたと言いながらみんなをまとめた。


さぁ、間もなく僕達の順番である。

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