表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
126/575

46

 「ほんとにさぁ、すずかと私で目配せしながらやったのに役にたたないわねぇ…」

いくみが呆れ顔で僕とハカセの顔を見回した。



「魔法で火を消せって、言われた位じゃ分からないよぉ…」

でも、平和の為に謝った。そう、ここで無駄に立ち向かうと勝てないのは空気感で判る。


そんな話をしながら、いくみとすずか、ハカセと僕にキャンプ嫌いな朱音で再び焚き火にあたっている。



「結局テントで眠れないなら、こうして話していれば良かった!」

朱音の声が少し明るくなった気がする。


「そうでしょ?焚き火を囲みながらハカセのチェリー話をすると結構楽しいのよ!」

いくみが言うと、


「いくみー!それは前の時でもう…」

ハカセが言えば、


「じゃあ、チェリーは卒業できたの?」

怪しげな笑みを魅せながらすずかがハカセに毒を吐いている。



「すずかって私、ずっと一緒だけど、こんなキャラだったの?焚き火だから?」

朱音はそうだ、すずかと別のグループに居たんだよなぁ…



「勿論焚き火だからよ。朝日が出ればいつもの私に戻るわ。」

すずかはなんだ?変身するのか?


「ところでキラー、僕達のテントいつ壊れたの?」

ハカセ!本気で戦闘に気付かなかったのか?


「そうだよねっ!キラーちゃん達寝る場所無いじゃん!」

いくみが明るく言ったけれど、壊したのは敵じゃなくて、いくみだからねっ!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ