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「さぁ、もう遅いから寝ましょ!今回は私は飲んでないからちゃんとテントで寝るわよ。」
いくみに言われたが、今回は4人用のテントがあるから僕とハカセも眠れる。
「火は消した方が良いよね。キラー、魔法で…」
すずかー、僕の魔法はそれか?
「あっ!ちょうどいいねっ!流石魔法使い!」
ハカセ!僕の魔法は…
「じゃ、キラーちゃん、ちゃんと消えたか見ておいてねっ♪」
いくみがニコリと笑いながらすずかと女子テントに入っていった。
「確かに水とかは勿体無いから、僕の魔法で穴空けるよ。」
僕は水の魔法で穴を空けて焚き火を消した。
…ほんと、世間の魔法使いって何の為に魔法を使っているのだろう?
僕とハカセは新品の4人用テントに潜り込んだ。